2008年02月29日

有能

先日、受験校の関係者から聞いた話です。

 中小企業診断士の受験生は働きながら難関資格を目指すだけあって、自己啓発意欲や向上心の強い方が多いと思います。ですから、社会人として能力の高い人が受験生の多くを占めるわけです。

 社内の有能な人に仕事が集中するのは世の常で、最近はこの傾向が特に強いとのことでした。社内で勝ち組と負け組がはっきりしてきたということでしょうか。

 有能であるが故に仕事を多く抱える人が、受験生としてメインとなっているので、通学する時間が少なく、最近は通信受講形態が増えているんだそうです。

 今後は、通信受講の運営方法や教材の工夫といった面で受験校間の競争が激しくなるのだろうと思います。当然、講師である診断士の質も問われてくるわけで、私も合格したことにいつまでも浮かれていないで、もっと能力開発に努めなければいけないな、と意を新たにしました。

 以下は、この話を小学生の息子に話したときのやり取りです。

熱血「つまりさ、診断士を目指す人は切れる人が多いわけよ」
息子「お父さんもそうだってことだよね」
熱血「まあな(と言って照れる)」
息子「そうだと思うよ」
熱血「そうか?」
息子「よく、切れてるじゃん」
熱血「それって・・・orz」

 最近は、子供を怒鳴りつけたりしないように心がけていましたが、やっぱり息子からすると私は「キレル」親のようです。この辺も、もっと改善に努めなければいけないな、と意を新たにしました(^^;
posted by 熱血感動型 at 13:47| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

強気

 受験生にとって受験勉強の目的は、「合格すること」ですから、目的を達成するために、知識を身につけ、勉強方法を工夫します。

 受験勉強中は、やってもやっても「学習範囲が狭いのではないか?」「勉強方法はこのままでいいのか?」という不安にさいなまれます。試行錯誤を繰り返しながら、学習範囲を絞り込み、勉強方法を確立できると、合格の確率が高まります。

 つまり、本試験前は早い段階でこれらを確立することで「強気」になれた人が勝ちます。

 自分を振り返ると、一次対策として、過去問3年分だけという形で学習範囲を絞り込み、テキストは辞書代わりに使用する勉強方法を確立したH18年は一次試験で合格しました。
また、二次対策として、事例演習は過去問2年分とTBCの事例だけという形で学習範囲を絞り込み、間違った理由や今後の課題を付箋で管理する勉強方法を確立したH19年は二次試験で合格しました。

 反面、答練・模試で好成績をとり、自信満々で臨んだH16年の一次試験、勢いだけで勝負したH18年の二次試験は惨敗でした。

 昨日、移動の電車内でドラゴン桜を読んでいたのですが、「受験生は試験に対し小心者であれ」というフレーズに共感を覚えました。

 本試験では、細心の注意を払い、ケアレスミスなどによる無駄な失点や、時間切れによる空欄を避けなければ合格から遠のいてしまいます。無駄な失点をせず、空欄を避けるには、本試験時は小心者である必要があります。
 具体的にどのように「小心者」として本試験に臨んだかは、今年1月からのブログ記事(二次試験当日のドキュメント)を参考にしていただければ、私の小心者ぶりがよくわかると思います。そして、診断士のオレユニさんがH18年5月からブログに掲載した、「H17年二次試験ドキュメント」もやはり小心者ぶりがよく伝わります。

 試験勉強時はどうやって「強気な人」になるかが課題であり、本試験時はいかに「弱気な人」になりきれるかが課題だとと思います。
  
 自戒を込めて書きますが、受験生同士で会話をしていると、「教える側の受験生」と「教わる側の受験生」に分かれがちになります。私は往々にして「教える側の受験生」の立場が多かった気がします。「教える側」として、受験歴が長いということだけで、強気であることは危険であり、本試験で足下をすくわれることが多い気がしています。
posted by 熱血感動型 at 13:53| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月26日

討議

 このブログの題名である「熱血感動型が中小企業診断士になるまで【完結編】」の下にカウンターを設置しているのですが、いつのまにかカウンターが表示されなくなっています。
 このカウンターはSeesaaブログとは関係ないところで見つけて貼り付けたカウンターです。この会社(ピタカウントとかいう名前だったと思います)のカウンターを設置している、他のブログを拝見しても、私のブログと同様にカウンターが表示されていません。
 このカウンターは、22万以上のアクセスまでカウントしてくれたので思い入れが深いのですが、少々目障りに感じるようになりました。
ブログからカウンターを削除しようかと試みましたが、上手くいかないのでそのままにしてかなりの期間が経過した気がします。どなたか、このカウンターをブログから消去する方法ご存じないですか?

 今日はこれから、実務従事の打ち合わせです。最終提言まで差し迫ってきました。今日の議論でどんな気づきや発見があるか楽しみです。私が所属するチームは(他のチームもそうなんでしょうけど)、自分の案をゴリ押しするようなことはなく、調整・すり合わせをしようという意識がとても高いと感じています。
 二次事例演習時のグループ討議とはひと味もふた味も違うなぁと感じています。私は受験生時代は、基本的にグループ討議が苦手でした。自分の発言や意見を否定されるのが怖かったためです。しかし、グループ討議で得たものは非常に有意義で合格に直結したと思います。グループ討議は、発言が多いか少ないかではなく、学ぶ姿勢があるかないかが大事だと思います。
posted by 熱血感動型 at 16:58| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月25日

痛感

 以前、上司に「熱血さぁ、お前転職していいよ」と言い放たれたことがあります。

 それ以前から診断士の勉強はしていましたが、本腰を入れて勉強を開始したのはこの頃でした。会社での自分の立ち位置は昇進・昇格とは無縁の立ち位置と見極めました。そして、家族の次に診断士の勉強を大事にしようと心から思いました。

 「こんな会社辞めてやる」という、マイナスのパワーからはじまった私の診断士受験生活ですが、皮肉なもので、学習が進むに連れ職場の実績が上がりはじめました。

 実績が上がりはじめた当初は、当時一次科目だった助言理論のコーチングや、企業経営理論のモチベーション理論あたりが、役だったと思っていました。
 しかし、それに加えて大きく役立ったのは、切り口や論理的思考、与件重視といった二次対策です。
 部下の話を傾聴(ここはコーチングが役立ちました)し、彼らのランダムな発想や考えを、切り口に基づいて論理的に構築しなおしたり、推測を出来るだけ排除して事実に基づく対策を考える、といった作業が実績向上に役立ったと思います。

 それから数年後、冒頭の台詞を言い放った上司は会社を去りました。また、経営トップの交代も数回ありました。
 世渡り下手な私なので(^^;上司が誰であろうと経営トップが誰であろうと、、社内での立ち位置を変えることなく、勉強優先の姿勢を貫いてきました。受験生時代は、社内の飲み会などほとんど参加せず、反感を買ったこともあります。しかしながら、実績があがってくると、社内での発言力は大きくなっており、表彰の常連にもなっていました。

 二次試験の合格は私も驚きましたが、同じくらい驚いていたのは上司でした。合格したら即退職すると思っていたそうです。ですから引き留め工作をされるとは思ってもいませんでした。

 日本語としては変ですが、私は今、時の流れの面白さを痛感しています。 
posted by 熱血感動型 at 14:55| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

鉛筆

 食肉を扱う仕事をされているお客様から以前、ソーセージをいただきました。とても美味かったので、先日お会いしたときにお礼を述べました。先方はご機嫌で「そうだろ?うまいだろ?またあげるよ」と言って下さいました。
 で、先日、またいただきました。今回はソーセージではありません。唐揚げでした。それも、ただの唐揚げではありません。

 「中国産の冷凍」唐揚げです。

 今、職場の冷蔵庫に置いているのですが、自宅へ持って帰るべきか否か迷っています。
 農薬入り中国産の冷凍ぎょうざ事件が発覚した頃に、はじめて知ったのですが、うちの奥さんは冷凍食品を買ったことが無いんだそうです。さらに中国産の食品も避けているんだそうです。

 さて、もって帰るべきか、捨てるべきか。鉛筆を転がして意志決定するには、リスクが大き過ぎる気もします。

 「鉛筆を転がす意志決定」で思い出しましたが、一次試験は4つか5つの選択肢から正解を選ぶ試験です。絶対に見たことも聞いたこともない問題が出ます。過去問を見るとそういう問題が容易に見つかると思います。そういう問題に対処すべく、テキスト以外の範囲を勉強するのは得策とは思えません。また、そういう問題を覚えておくのもあまり意味があるとは思えません。
 絶対にとれる問題を間違いなくとって点数を積み上げるために、テキストをきっちり勉強するのが王道かなぁと思います。
 そして、かつての私がそうであったように、一次試験を複数年にわたり挑戦している人は、テキストには深入りしては危険だと思います。テキストは辞書代わりに使用し、過去問で出題傾向を分析してみると勉強の効率が上がるとおもいます。

 一次本試験当日は、「鉛筆を転がさないで済む意志決定」をどれだけやれるか、で勝負は決まるはずです。直前期の6月7月は模試の復習で忙しくなってしまいます。ですので、出題傾向の分析をするなら、せいぜい5月まで、と決めて今から取り組むのも一つの手だと思います。

 合格者に話を聞くと、一次対策はアウトプットに比重を置いた方が多いように思います。過去問分析はアウトプットにもつながりますから一石二鳥だと思います。

 「一石二鳥」の「鳥」で思い出しましたが、中国産の冷凍唐揚げ、どうしようかな。。。 
posted by 熱血感動型 at 14:04| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月23日

雲行

 今日は、家族で某ショッピングセンターに出かけました。ここは、某外資系企業が鳴り物入りで日本へ進出したものの数年前に撤退し、日本の企業が買い取ったSCです。

 私はいつもは発泡酒を買うのですが、たまにはビールでも、ということで、「キリンラガー」や「サッポロ生」を買いました。書籍はドラゴン桜15・16巻と岡島二人の「そして扉が閉ざされた」を買いました。岡島二人は「99%の誘拐」を読んで以来のファンです。私の中では、東野圭吾や宮部みゆきに次ぐ「読ませる」作家です。

 さて、外資系が撤退し、小売ノウハウの豊富な日本企業が買い取ったSCですが、明らかに客数が落ちています。買うほうとしては、のんびり買い物ができていいのですが、店の存続が気になるところです。

 食料品売り場にはちょっとした食事のできる休憩コーナーがありますので、そこでコーヒーを飲もうと思い、休憩コーナーのレジでコーヒーを注文しようとしました。しかし、レジは無人でした。「ご注文のお客様は、お近くのスタッフにお声をかけてください」と告知物はありましたが、辺りを見回してもスタッフらしき人は一切おりません。待つこと数分。いい加減待つのも飽きてきたので、その場を離れました。
近くにスタッフを配属できないのであれば、近くのスタッフに声などかけることなどできるはずがありません。コーヒーを飲めないことではなく、出来もしないことを告知している点で、気分を害されました。
 私が休憩コーナーでそんなことをしている間、家内は食料品の会計を済ませていました。家内が帰りの車内で何気なくレシートを見ていると、半額セール品が通常価格で会計されていることに気づきました。いわく、今回で2度目だということです。通常価格で買わされたことではなく、半額セールとうたっているのに通常価格で会計された点で、気分が害されます。

 休憩コーナーの告知もセール品の会計ミスも、消費者を欺いている、と言ったら言いすぎでしょうか?そして、では、どうする?と考えることが今まさに行っている実務につながると思いました。これは、当然、受験勉強でも有効です。

 果たしてこのSCは今後どのような展開をしていくのだろうかと感じながら、帰りの車を運転していると、雨粒が落ち、続いて突風が吹いてきました。
 今しがた行ってきたSCの先行きを感じさせる「雲行きが怪しい」天候でした。
posted by 熱血感動型 at 18:26| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

変化

 社内の違う職場から電話がありました。

「熱血さん、中小企業診断士の試験に合格したんですって?」

 わが社内で診断士の資格自体を知っている人は小数のはずです(少なくとも私の上司で知っている人はいませんでした)。というか、皆無かもしれない、と思っていたので、この電話は以外でした。

 電話の主である、若手社員は続けます。

僕も診断士の勉強しようと思うんですよ」

 私は、診断士の勉強が進むに連れ、得た知識・スキルを業務に生かせるようになりました。彼もそうなって、社内が活性化すればいいな、と思いました。

 私が診断士の勉強をはじめなければ、おそらく私の家族はこの資格の存在を知ることはなかったと思います。それは、社内でも同じことです。
 自分が診断士の勉強を始め、そして合格するという変化によって、周りも変化していくことを実感しました。ほんのちょっとの変化ですが、私にとってはとても意義深いことだと感じました。
posted by 熱血感動型 at 14:09| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月21日

要因

 昨日、販売士の試験が実施されたことを知りました。

 私は、診断士の学習を開始するにあたり、準備として販売士1・2級の学習をしました。2級については、8ヶ月間、1日1時間程度の学習で、受験前に合格を確信出来るレベルになり、結果、合格しました。
 当時、2級は6科目あったと記憶していますが、学習が進むと、科目横断的な理解ができるようになり、各科目の関連性が見えてきて、目の前がパーッと明るくなる感触を持ちました。

 1級販売士や診断士1次試験の対策においても、2級販売士同様に科目横断的理解を目指して学習をしてきましたが、結局そのような理解はできなかったと認識しています。

 私は、1級販売士の合格を得る前に、診断士の学習にシフトしましたが、結局、診断士合格まで6年の歳月を費やしました。その一因は、横断的理解の確保や、本試験前に合格を確信するレベルまで自己を高めなければならないという、2級販売士対策での成功体験があったことではないか、と思うようになりました。

 診断士の合格者にも、販売士や簿記といった資格を勉強して合格した方もいれば、診断士の勉強のみで合格した方もいらっしゃいます。どちらがいいのかは人それぞれだとは思いますが、過去の成功体験にこだわらないことが大事な気がしています。
 横断的理解や本試験前に合格を確信できることは、それを獲得できればそれに越したことはありません。ただ、診断士の試験は、それだけが合格要因ではない、と感じています。 
posted by 熱血感動型 at 14:13| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

提言

 当たり前ですが、診断実務では与件も設問も、ほとんど与えられていない状況から始まります。長年、受験生をしていたせいか、この状況に雲をつかむような違和感を感じていました。
 昨日のヒアリングで「与件」がある程度把握できたので、ようやく自分の中でやるべきこと、提言すべきことが見えてきました。

 一次試験では、与件と選択肢が与えられ、正解を選ぶ作業を行って合格を目指します。
 二次試験では、与件のみが与えられ、与件を分析し、正解(と思われる解答)を書く作業を行って合格を目指します
 診断実務では、与件も選択肢も与えられません。与件を抽出し分析し、正解(と思われる提言)を導き出した上で、診断先に満足を与えないといけません。

 責任も感じますが「無」から「有」を産み出す楽しさも感じています。「実務補習は辛かったけど楽しかった」と多くの合格者が言う意味が分かりかけてきました。

 今日はこれから、昨日のヒアリングに引き続き、診断企業に対する、チームの提言の打ち合わせです。チームメンバーはどんな「有」を見つけ出してくるのか楽しみです。
posted by 熱血感動型 at 16:47| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

穴場

 今日は、kenbun7さん主催の早起き勉強会に出席するために、久しぶりに池袋に出掛けて来ました。役回りとしては、オブザーバーっていう立ち位置でしょうか?

 しかし、いまや勉強OKの飲食店って、なかなか無いんですね。Kenbun7さんが穴場の店を知っていたので、そこで勉強をしました。
 一次対策について少しアドバイスさせていただき、続いてkenbun7さんのH19事例Tの解答を見ながら、アドバイスをさせていただきました。
 できればコーチング形式で勉強会を進めたかったのですが、昼から予定が入っており、時間的に制限があったために、私のほうが一方的に話すことが多くなってしまいました。

 今日、改めて感じたことは、一次試験で苦労するタイプは、私も含め、まじめというか融通が利かないタイプが多いということです。人一倍、勉強しているのですが、完全を目指してしまうイメージです。
 経営に関する知識を得ることが目的であれば、それでいいのですが、合格することが目的であれば、「どういう勉強方法が合格への最短距離なのか」を考えていかなければ、私のように合格まで何年もかかってしまうと思います。
 私の場合、勉強時間を確保することが目標になっていた時期がありました。目標と手段を履き違えないことを意識できるようになれば、二次対策において、題意を外すこともすくなくなるのではないか?と思いました。

 今日は、穴場で勉強しただけに「合格への落とし穴」について述べてみましたw
posted by 熱血感動型 at 16:42| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月14日

漫画

昨年の二次試験終了後、しばらくしてから、漫画「ドラゴン桜」を読み始めました。
数年前に、一時ブームになりましたが、当時私はあまり興味がありませんでした。

二次試験終了後、翌年の試験対策として読み始めました。
まだ、13巻までしか読んでいませんが、
私が診断士受験生時代に気づいた学習ノウハウや受験テクニックが満載の本です。

受験生時代は色々と勉強方法の本も読みましたが、
私の中では、「ドラゴン桜」が一番です。

受験生時代に読んでいれば、もう少し早く合格出来たと思います。

現在、小5と小3の息子達もこの漫画にはまっています。
posted by 熱血感動型 at 16:57| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

監査

今日は社内監査を受けました。
仕事が増えるので監査は嫌いです。

もう、10年前になりますが、
「現場改善のために監査に来ました」という監査員がいました。
その方の監査は、思いやりにあふれ、一言一言に暖かさがありました。
その方は、監査のスキルもそうですが、人間性が良かったです。
当時は、監査を受けていて楽しかったです。

しかし、しばらくそういう監査を受けていません。

翻って、自分は周囲にそんな接し方をしているだろうか。色々考えさせられました。
posted by 熱血感動型 at 19:28| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

相談

私の職場に出入りする卸業者は数社ありますが、
うち一社の担当者の対応がよくありません。
どうやら、この担当者、リテールサポートの概念を持ち合わせていないので
担当者の交代を彼の上司に要請しました。

その上司との話の中で、
その上司も彼の扱いに困っているとの話から私が相談を受けることになりました。

私はその上司に、大事なのは説得ではなく共感だという内容を話しました。

最近、相談をよく持ちかけられます。
先日、キャバクラに飲みに行ったんですがキャバ嬢から相談されました。

しかし、酔うと人の話って上手く聞くことができないものですね。
しらふでも難しいことは酔うともっと難しくなりますね。
posted by 熱血感動型 at 18:40| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

実家

現在、熱血感動型は
中小企業経営コンサルティング制度を利用して、実務を行い、
診断士の登録を目指しています。

私が所属するチームは8名の所帯なんですが、先日、初めて顔合わせをしました。

その後、居酒屋で話をしよう、ということになりまして、
ビールを飲みながら話していたときに気がついたことがありました。

私は、H13年10月から診断士の勉強をはじめました。
その年の11月に友人の結婚式に出席するため、
片道800q離れている実家に帰省しました。

その後は、盆も正月も実家に帰らず、ひたすら(?)受験勉強をしていました。
(もっとも、仕事が忙しく実家に帰れなかったというのも理由です)

それから約6年後のH19年(昨年)の夏にふと思い立ち、
約6年ぶりに実家に帰省しました。

で、その年に合格したのです。

つまり、診断士の勉強をはじめてから、二次試験に合格する年まで、
私は実家に帰っていませんでした。

で、思うのです。
自分の親に孫や嫁そして自分の顔を見せない自分は、
自分の親に自分の近況を伝えることをしない自分は、
そして、自分の親を大事にしてこなかった自分は、
やっぱり不合格だったんだなって。

結果論といえば結果論なのですが。。。

周囲へ感謝の念を忘れずに生きて行こうと思うのです。
posted by 熱血感動型 at 15:44| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

親指

H19年12月7日(金) は二次筆記試験合格発表の日でした。
私はこの日、休みを取りました。

前年は銀座の診断協会に行って、不合格を確認してきました。
今回は、妻と自宅にいてインターネットで確認することにしました。

私の受験番号を見つけたときに、まず口をついて出た台詞は「あった!」でした。
「あった!」「いやぁ、あったよ」「本当にあった」何度この台詞を発したでしょう。

しばし呆然としていました。

お世話になった診断士の先生やコーチ、応援してくれた両親へ連絡しました。
そしてブログも書きました。

お昼になっても胸がいっぱいで、食欲がわきません。
妻が小学校に子供を迎えに行く時間になっても、食欲がわきません。

うちの子供は学区外の小学校に通っているため、
送り迎えをしなければいけないのです。

「ただいまー」二人の子供の声が玄関に響きました。

「ねえ、お父さんさ、合格したんでしょ?」

「あぁ、そうだよ」
親指を立てたこぶしを縦に突き出しました。

これをやるのが長年の夢でした。

ようやく夢が叶った瞬間でした。

夢といえば、合格してこのドキュメントを書くことも私の夢でした。

このドキュメントは非公開記事を除いて、今日で35回の連載となりました。
長い間、お付き合いいただきましてありがとうございました。

おしまい

明日からは日々の日記を綴ろうと思います。
posted by 熱血感動型 at 17:12| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ドキュメント2次試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

帰宅

H19年10月21日(日) 17:00 明治大学リバティタワー2F。
二次試験 事例Wが終わり、
解答用紙の回収が終わるまで、私は放心状態だったと思います。

気がつくと、退室の許可が出ていました。

なんとなくすぐに帰る気になれず、喫煙所に足を向けました。
セブンスターに火をつけて、この日解いた4つの事例のことを想いました。

事例T第5問で題意を外しました。さらに解答が重複しすぎでした。
事例Uも同じく、解答が重複しすぎ。第3問設問2は殴り書きでした。
事例Vはテーマが見えませんでした。
事例Wは第3問の計算問題を落としました。

「あーあ、やっちまったー」と改めて思いました。

背後から、TBCで一緒に学んだ仲間に声を掛けられ、
しばしこの日の事例について話をしました。

ひとしきり話した後、お互い帰途につくことにしました。

明治大学リバティタワーから御茶ノ水駅に向かう途中、
御茶ノ水の全ての居酒屋が私を呼んでいる気がしました。
今すぐビールを飲みたいと思いました。

しかし、絶対にまっすぐ帰るつもりでした。

ビールの誘惑を断ち切り電車に乗りました。
電車内で携帯からブログをアップしました。

それ以外は車内で何をしていたか、よく覚えていません。

そうこうしているうちに自宅の最寄り駅に着きました。
妻に電話しました。「19:00過ぎに自宅に着くから」

自宅へ歩き出しました。街はお祭りで賑わっていました。

自宅が見えてきました。外で妻と子供二人が待っていました。

妻が「中小企業診断士になって来た?」と言いました。
二人の子供がどちらからともなく「早く行こうよー」と言いました。

試験が終わったら家族で「お疲れさま会」をしに行く約束をしていました。
場所は「ステーキ」屋さん。「素敵」な時間を過ごすため、です。

試験前は家族サービスをしていても、心のどこかに引っかかりがありました。
「私がこういうことをしている間にも、勉強している受験生がいる」
この思いにずっとさいなまれて来ました。

とりあえずはその思いから開放されるのです。

ステーキ屋さんに着きました。

乾杯しました。「カチン」と家族4人のグラスが触れ合いました。
それは、私が「受験生」から「ただの酔っ払い」になるゴングでした。

ステーキ店で何をしゃべって何を聞いたかあまり覚えていません。

ただ、妻に「いやぁ、やっと終わったよ」とつぶやいたことだけは覚えています。

約二ヶ月後、合格者としてスピーチすることになるとは、
夢にも思っていませんでした。

ただただ、酔いに身を任せていました。
posted by 熱血感動型 at 17:18| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメント2次試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月07日

終了

H19年10月21日(日) 明治大学リバティタワー2F。
二次筆記試験 事例W第3問(設問1)で致命的な計算ミスをしていました。
「何となく、違う」と感じていましたが、深入りするのは時間的にリスキーだったので設問2へ取り組みました。

(設問2)
 D社は、研究開発への着手および設備投資について、それぞれどのような意思
決定を行うべきか。50字以内で説明せよ。


自分が算出した設問1の解答は当てにならないので、
それを踏まえた解答は作れません。
結局、一般論で逃げることしました。仕方ないですね。

【再現答案】
環境対応のために、研究開発、設備投資は必
要であるが、正味現在価値が正の値をとる場
合のみ投資を実行する。


苦し紛れの解答です。一般論すぎる一般論でまとめてしまいました。

ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
(設問1)の結果に基づいて、おのおのの段階における意思決定に照らし合わせて助言する基本的な能力を問う問題である。

続いて第4問へいきます。

第4問(配点25点)
開発された新製品はインターネットを新たな販売チャネルとし、ウェブサイトの作
成・運営は専門業者に委託する予定である。以下の設問に答えよ。

(設問1)
インターネット販売に進出したD社が、今後留意すべき点について、個人情報
の観点から60字以内で指摘せよ。


事例Vで私は「個人情報管理」を解答していました。
ということはあの解答は外していたのか?と思いました。
ま、しょうがない。切り口をしっかりさせて書こうと思いました。
この「切り口」を比較的自在に操れるようになったのは、前年からの進歩でした。

ネット販売について、解答の参考になるような与件文は見当たりませんでした。

一般論でいくしかない。切り口は「社内/社外」を使うことにしました。
この時点で、設問文にあるウェブサイトの作成・運営は専門業者に委託する予定という与件は頭から完全に飛んでいました。

【再現答案】
社内から個人情報が漏えいしないように、管
理体制を強化する。また、社外からの不正ア
クセスを防止する仕組みを構築する。


ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
個人情報保護法の遵守という観点からのコンプライアンスについて問う問題である。特
に本問では、ウェブサイトの管理運営を外部業者に委託することを前提としており、委託
にまつわる個人情報の側面からの助言能力を問うている。

この「出題の趣旨」を見る限り、私の答案では点数は入ってなさそうです。

続いて設問2に取り組みます。
(設問2)
D社の新製品開発プロジェクトが軌道に乗った場合には、この新製品によって
獲得した顧客は将来的にもインターネット販売を利用すると予想される。したがっ
て、販売の主力は対面販売からインターネット販売へと置き換えられて行くと考え
られる。これにともなって、D社の資産と費用の構造は、どのように変化すると
予想されるか。40字以内で説明せよ。


ネット通販の進展により、資産と費用の構造がどう変わるか。。。
与件に解答要素を見つけることができませんでした。

ところで、私もネットでよく本を買います。
決済はクレジットカードで行う場合がほとんどです。

今後、ネット通販の進展でクレジット決済が増えていくだろう、と思いました。
そして、それがD社の資産・費用の構造にどう影響を及ぼすのかを考えました。

まず、資産構造の変化について、です。

以前、私の勤務する会社の貸借対照表を見せてもらったことがあります。
私の会社は小売業ですが、貸倒れが多いこと、集金の手間があることから、
顧客へ掛け売りをしない方針(業界全体の傾向です)です。

にもかかわらず、貸借対照表に売掛金が記載されていたことが非常に不思議でした。
もし仮に、例外的に一部の顧客へ掛け売りしていたとしても額が大きすぎます。

その点を上司に問うてみたところ、
クレジットカードでの売上処理は以下の流れで行われているとのことでした。
@顧客がクレジットカードで買い物をする

A会社は売上を計上する

Bクレジットカード会社から売上金が入金されるまで売掛金として計上する

ということを思い出したので、
「クレジット決済の進展によって売掛金が増加する」
を資産構造の変化として解答することとしました。

次は、費用構造の変化について、です。
私の勤務する会社では(他の会社もそうだと思いますが)、
クレジット売上高の数%を各クレジット会社へ支払いますが、
クレジット会社によって料率が違います。

料率はとうであれ、
クレジット決済の進展によってクレジット会社へ支払う手数料が増えるだろうと思いました。
これを費用構造の変化として解答することとしました。

【再現答案】
クレジット決済の進展により、売掛金が増加
し、営業外費用の支払手数料も増加する。


ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
取扱薬局での販売からインターネット販売に移行することによって、在庫、コスト構造、
それに応じて運転資金がどのように変化して行くかを問う問題である。


診断士試験では、自身の経験に引きずられてはいけない、といわれます。
しかし、上手く自身の経験を活かすことができました。

さて、計算問題の検算をしないといけません。

急いで、まず第2問へ戻りました。
まず第2問から検算したのは、計算さえ間違わなければ確実に得点できる問題だからです。
連立方程式の検算を2回しました。

次に第1問であげた経営指標の検算をしました。

時間がありません。自信のない第3問の期待正味現在価値については捨てて、誤字・脱字・汚字のチェックをしました。

あーやはり、第3問が気になります。もう一度計算したい!と思いました。しかし、時間がありません。

試験終了の合図がありました。

終わりました。終わりました。ドタバタ状態で終わりました。
長いようであっという間の試験でした。
posted by 熱血感動型 at 09:10| 埼玉 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ドキュメント2次試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

混同

H19年10月21日(日) 明治大学リバティタワー2F。
二次筆記試験 事例W 第2問の解答を終え、第3問の解答作成作業に入りました。

第3問(配点25点)
 D社は、次のようなタイムスケジュールをもつ新製品開発プロジェクトを検討し
ている。
現時点を平成19年度期首とする(1期首)。新製品の研究開発は平成19年度(1期)
に行われ、投資額は4000万円である。研究開発の結果によって、生産は製造方法X
または製造方法Yのどちらかによって行われる。製造方法X、製造方法Yの、いず
れの結果になるかはそれぞれ確率1/2であると判断される。平成20年度期末(2期
末)には、おのおのの製造方法に応じた設備投資が必要になる。製造方法Xの場合、
設備投資額が5億円に抑えられるが、製造方法Yに必要な投資額は7億円となる。
平成21年度(3期)より新製品の生産が開始され、トータル5年間にわたって確実な
営業キャッシュフローが得られる。営業キャッシュフローの大きさは、製造方法X
の場合には毎期2億円、製造方法Yの場合には毎期1.6億円である(なお、運転資本
の増減等ほかの要因は無視できる大きさである)。経営者は研究開発への着手、およ
び研究開発の結果によって選択される設備投資の実行可否の意思決定をしなければな
ならない。必要な資金は共に保有する有価証券を売却して充当する。同業他社平均よ
り資本コストγは10%とし、単純化のためすべてのキャッシュフローは期末に生じ
るものと仮定する。
なお、期間n=5、γ=0.1の年金原価係数は3.7908である。


設問(与件)文の後ろに、内容を図にしたものが記載されていました。
与件を理解する時間が短縮され、助かります。

(設問1)
 D社の新製品開発プロジェクトの平成19年度期末(1期末)での期待正味現在価
値を求めよ(四捨五入により百万円単位まで求めること)。


与件では、
投資額4000万円、
製造方法Xの場合の設備投資額5億円、
製造方法Yの場合の設備投資額7億円、

この設問文では、
四捨五入により百万円単位まで求めること
とあります。

解答算出に当たり、単位を「億円」に統一して考えることにしました。

余白に、「0.001億円」と書き、「1」を丸で囲みます。
「0.001億円」の「1」を四捨五入する、という意味です。

キャッシュインフローは3期末より5年間の毎期得られます。
製造方法Xだと2億円/年、製造方法Yだと1.6億円/年です。
どちらの結果になるか確率は1/2ですから、
製造方法XのCIFを1億円/年、製造方法YのCIFを0.8億円/年とし、
合計1.8億円で考えることにしました。

5年間の年金原価係数は3.7908ですから、3期首時点でのCIFの価値を
1.8(億円)×3.7908=6.823(億円)としました。

これを現時点の「H19年期首」での正味現在価値に割り引きました。

設問文は「H19年度期末」での正味現在価値を求めています。

完全に勘違いしていました。
設問文の「現時点」にマーカーを引いたため、墓穴を掘りました。

さらに、γ=10%(0.1)のところを、γ=8%(0.08)としました。
製造方法Yの「期待CIF0.8」と「資本コスト」を混同したようです。

H19期首(現時点)でのCIF期待現在価値は5.85億円と算出しました。

かたや、キャッシュアウトフローは
H19末の▲0.4億円を資本コスト8%(泣)で割り引いて、▲0.37億円

H20末のCOF:製造方法Xが▲5億円、確率1/2で▲2.5億円
         製造方法Yが▲7億円、確率1/2で▲3.5億円
X・Y合わせて▲6億円

H20末の▲6億円を資本コスト8%(泣)で割り引いて、▲5.14億円

H19末の▲0.37億円とH20末の▲5.14億円を合わせて、▲5.51億円

CIFの期待現在価値:5.85億円
COFの期待現在価値:▲5.51億円

5.85-5.51=0.34(億円)

解答は百万円単位なので、34百万円と解答しました。

ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
 意思決定が段階的に行われ、環境が確率的に変化する場合に、期待正味現在価値を計算し、投資案選択の是非を評価する能力を問う問題である。

与件・設問それぞれを混同し、致命的なミスを犯していました。
@H19年末の現在価値を問われているのに、H19年期首の現在価値を解答したこと。
A資本コスト10%の与件なのに、資本コスト8%で計算し解答したこと。

本試験会場で私は何か違う気がしていましたが、どこをミスしたのか全然気づいていませんでした。
posted by 熱血感動型 at 09:59| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ドキュメント2次試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

不安

H19年10月21日(日) 明治大学リバティタワー2F。
二次筆記試験 事例W第1問の解答を終えました。
続いて第2問の解答作成作業に入りました。

第2問(配点25点)
2か年の財務諸表から、損益分岐点分析を営業利益レベルにおいて行う。なお、変
動費率は一定と仮定する。以下の設問に答えよ。


(設問1)
変動費率を(a)欄に、固定費を(b)欄に求めよ。なお、変動費率は1パーセント未満
を四捨五入し、固定費は百万円未満を四捨五入すること。


「費用を固変分解しないと」と瞬時に思いました。

与件には固変分解する要素がないことにすぐに気づき、一瞬うろたえました。

「あれ?」

そうか「連立方程式」で解くんだ。いつの過去問だったか、そんな問題があったっけ。

ここは落としちゃいけない問題だと思いました。
確実に得点できる問題です。

「利益=売上高−変動費−固定費」です。

ここでの「利益」は営業利益だということを設問文でもう一度確認しました。

H18年度 333=3216-(3216×変動費率)−固定費
H19年度 174=2900-(2900×変動費率)−固定費

変動費率は49.68%
設問文では1パーセント未満四捨五入せよとありますから、解答は50%。
固定費の算出で変動費率を0.4968で計算するか、0.5で計算するか迷った結果、
0.4968で計算することにしました。答えは1285百万円。

ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
 D社の収益状況を、損益分岐点分析によって明らかにするために、財務諸表データを用
いて変動費率および固定費を算出する能力を問う問題である。


あとで検算をすることにして、設問2へ。

(設問2)
D社が現在の経営政策をこのまま取り続けるとしたら、どのような状況となる
か、この損益分岐点分析に基づいて60字以内で説明せよ。


ちょっと題意が捉えづらかったです。
「損益分岐点分析」とあるから、まずは損益分岐点を算出しよう。
損益分岐点=固定費/(1−変動費率)
そうすると、D社の損益分岐点は1285/(1−0.5)=2570
「損益分岐点分析に基づいて」とあるから、安全余裕率を算出しよう。
安全余裕率=1−(損益分岐点売上高/売上高)

H18年の安全余裕率は、1-(2570/3216)=20.1%
H19年の安全余裕率は、1-(2570/2900)=11.4%

解答はやはり数値を盛り込んだほうが良いだろう。

しかし、リスクも感じました。
もし、万一計算が間違っていたら。。。出題者の意図する答えが別にあったら。。。

えいや、で書きました。

【再現答案】
安全余裕率が10%台であり、この政策を取り
続けると、収益性が低下し続け、営業利益
段階で赤字になってしまう可能性が大きい。


ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
損益分岐点分析を行った結果を用いて、D社がこのままの経営政策を取り続けた場合に
陥る状況を問う問題である。


どちらも簡単な計算問題でした。
しかし、本当にこれでいいのだろうか?と逆に不安も感じました。
posted by 熱血感動型 at 12:19| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメント2次試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

重複

H19年10月21日(日) 明治大学リバティタワー2F。
二次筆記試験 事例W 第1問の解答を考えていました。

第1問の一つ目の経営指標は「売上高総利益率」を選択しました。
これは、総資産利益率に売上高をはさみ、
総資産回転率と売上高利益率を算出し、利益率の売上高に着目した結果でした。

では、費用は?ここで着目したのは販促費です。

H18年度の販促費は480百万円に対し、H19年度の販促費は464百万円と減っています。

この減り方は尋常なのか?異常なのか?

売上高対販管費比率を算出しました。
H18年度 売上高対販管費比率 14.925%
H19年度 売上高対販管費比率 16.0%

絶対額は減っているものの、比率は増加している。

与件には、
しかし、近年では基礎化粧品といえども、より健康志向、安全志向が進み、大手メーカー
が次々と新たな基礎化粧品を市場に投入しており、今後は早急に基礎化粧品に関する
新製品開発を進めることが求められている
(第2段落2〜5行目)
かねてより当該成分にかかわる基礎研究を進めてきたものの、製品の開発には至っていない(第5段落1〜2行目)

新製品開発はD社の課題だ。研究開発費が嵩んだのか?

【再現答案】
A(a)売上高対販管費比率
 (b)16.00%
 (c)消費者の健康志向、安全志向の進展と大手メ
   ーカーの新製品投入への対応として新製品開
   発を行い、研究開発費が増加するためである。


「研究開発費が増加」とは言い切れませんが、
時間と字数制限のプレッシャーに負け、このように書いてしまいました。

一つ目の経営指標で、「売上高総利益率」をあげ、
売上高低下という問題点の原因を指摘しました。

二つ目の経営指標で、「売上高販管費比率」をあげ、
研究開発費増加という問題点の原因を指摘しました。

この時点で、
私の頭からは収益性・安全性・効率(活動)性の切り口は飛んでいました。

B/Sに目を転じます。
流動比率、当座比率を計算しました。

H18年度 流動比率 174.4% 当座比率 127.7%
H19年度 流動比率 175.4% 当座比率127.4%
流動比率はわずかに改善され、当座比率はわずかに悪化。
原因は「棚卸資産」であり、P/Lでは売上高は落ちている。

棚卸資産回転率を計算しました。
H18年度 棚卸資産回転率 9.6回
H19年度 棚卸資産回転率 8.7回

なぜ棚卸資産回転率が低下したか?
取扱薬局の廃業による減少が、売上低下をもたらし既存製品が滞留しているのだ。

チャネル減少による問題は一つ目の経営指標で指摘していますが、
それでもよしとしました。

新製品の開発も進んでいないことも棚卸資産が増加している原因では?
よし、これも入れよう。

【再現答案】
B(a)棚卸資産回転率
 (b)8.70回
 (c)D社製品の取扱薬局が、廃業により減少して
   おり、製品在庫の販売が停滞する。また、新
   製品の市場投入も進んでいないためである。


ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
第1問(配点25点)
D社がこのままの経営政策を取り続けた場合に生じると考えられる問題点を、財務分析
の面から的確に指摘できる能力を確認する問題である。D社の財務諸表と状況説明文から
判断して、自ら適切な経営指標を選択し、その名称を正しく理解し、指標値を正確に算定
できるか、さらに経営政策上の問題点とその原因の所在を論理的に説明できるかを問うて
いる。


@の解答内容とBの解答内容が重複しています。
事例Tの解答でも事例Uの解答でも、解答内容は重複しまくりの状況でした。

ちょっと気になりましたが、時間が迫ります。割り切って第2問へ移行しました。

私は、2次対策のひとつとして「ロジカルシンキング」の本を何度も読みました。
しかし、本試験会場で、MECEにこだわりすぎると解答を書けなくなります。
重複は恐れなくてもいいのではないか、と今は思います。

逆に、Why So?(それは何故?)、So What?(だから何?)にはこだわるべきだと思います。
posted by 熱血感動型 at 14:51| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメント2次試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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