2008年03月13日

その文章で伝わりますか?

 「ドラゴン桜に学ぶシリーズ」第8回は、解答を書く際の心がけについて、です。

 ドラゴン桜第2巻20限目で、この漫画の舞台である龍山高校の再建に挑む弁護士の桜木が各教師に痛烈な指摘をします。

 龍山高校の教師は、それまで独りよがりの授業を行ってきました。これに対し、桜木は「奉仕の心」、「サービス精神」が欠けていると指摘します。また、教師が行おうとする授業が生徒に分かってもらえるか?と常に自問することが大事だと説きます。

 この桜木弁護士のメッセージは受験生に向けたものではありませんが、実際に私も受験生時代に意識した考え方なので、ご紹介します。

 私は受験生時代に独りよがりの解答を本当に多く書きました。具体的には、与件や題意の無視、キーワード不在、読みづらい文章、などです。なぜ、このような解答を書いたかを振り返ると、二つの原因に集約されます。

 一つ目は、時間不足です。80分の演習時間は解答欄を全て埋めるには少なすぎました。しかし、よくよく考えると80分をどう使うかを考えていませんでした。合格者のかたにヒントをもらって、与件整理に40分、解答を書く時間に35分、見直しに5分を使うことにしました。解答を書く時間は、10点の配点に3.5分割り振りました。

 このような時間配分を予め決めておくことにより、一つの問題に深入りしすぎて他の問題が手つかずになったり、殴り書きでとりあえず埋めることは少なくなりました。つまり、時間が少なくなって、与件・題意無視の思いつき解答を書くケースが減りました。

 もう一つは知識不足です。膨大な一次知識のうち、どこを押さえるべきか見当がつかず、思いついた知識でとにかくマス目を埋める、ということをしていました。TBCでは二次対策講義で押さえておくべき一次知識を小冊子にして渡してくれますので、これだけを徹底的に暗記しました。

 二次に使うべき一次知識の範囲を設定したことで、解答に使うべきキーワードがはっきりしました。

 時間配分を設定し、使うべき一次知識を確定することにより、いくらか読みやすい文章を書くことが出来たと思います。
 そして、復習時は自分の答案を見直して「この文章で採点者に伝わるか?」と自問を繰り返しました。そういう意味では「奉仕の心」「サービス精神」って受験生にとって大事なんじゃないかな、と思いました。

 桜木弁護士はドラゴン桜第2巻19限目で「答案にはその人物そのものが表れる」とも発言しています。本試験会場の緊張感の中で、奉仕の心やサービス精神を発揮したり、「この文章で採点者に伝わるか?」といった自問は難しいと思います。
 日頃からの心がけに基づく「素の自分」が試験会場では出ますので、事例演習の復習では是非、意識して欲しいポイントだと思っています。



posted by 熱血感動型 at 14:13| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴン桜に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。