毎月オンラインで注文するのも面倒になってきましたので、
そろそろ年間購読にしようかな、と思います。
私は受験生時代、基本的にテキスト以外に手を広げない主義だったので、
「企業診断」はほとんど読むことがありませんでした。
このことは、テキストに集中していた、という見方もできますが、
テキストに囚われていた、という見方もできるわけです。
診断士登録後、毎月読んでいる「企業診断」ですが、
あらためて、診断士だけではなく、受験対策にも使えるなぁ、と思いました。
特に今年の2次対策として、
2次の事例問題・解説は流し読みでも十分に役に立つと思いました。
これは各受験機関の第一線で指導に当たっている各講師が作問・解説しており、
自分の思考の偏りを他校の講師の解説で微調整できるからです。
私はTBC製診断士(純製ではないけど)ですが、MMC模試を受験したとき、解答に
「ヒト・モノ・カネ」という文言を盛り込みました。
これに対して、MMCの添削コメントで「解答が話し言葉になっています」とありました。
これなどは、TBC以外の模試を受けて良かったと思ったわけです。
直前期は、通学している受験機関の事例・過去問に集中するべきだと思いますが、
それだけに囚われて、心の自由を失ってはいけないと思うのです。
自信を持って言えますが、合格年度以前の自分は、間違いなく
囚人(とらわれびと)でした。
勉強方法に、通学する受験機関に、勉強ツールに、勉強時間に、経験に、解答方法に、
ブログに、学習環境に、その他様々なことに囚われていました。
囚人であることに気づくには、自身を客観的に見ることが必要です。
客観的に見るということは、他人の視点でものを見るということです。
他人の視点でものを見るということは、他人の見方を受け入れるということです。
他人の見方を受け入れるには、謙虚でなければなりません。
謙虚さは素直につながりますから、「素直な解答」を書くことができるようになります。
「素直な解答」を書くことができれば、合格に近付くことは言うまでもありません。