2009年01月10日

成長

 <昨日のつづき>

 1年間、言葉を交わさない兄と弟。私たち夫婦は心を痛めていました。


 そんな中、11月に診断士として研修講師の仕事をし、

 受講生との心理的距離を意図的に縮めることのできる、

 強い人間力の必要性を痛感しました。

 それは「独立診断士として食っていきたい」という意識があったからこそ、

 痛感できたことです。

 もっと良い研修講師になって、高付加価値の研修を提供し、

 収入を得るにはどうすればよいか、問題意識がそうさせたのでしょう。


 私は、それ以来、可能な限り他人に心を開き、積極的に話をして、

 相手との心理的距離を縮める日々を過ごしてきました。


 街中で、たまたま私と同じ看板を見ていた見ず知らずのおじさん。

 飲食店でオーダーを取りにきた店員さん。タクシーの運転手さん。

 ホテルの従業員。電車内で目のあった学生さん。

 もちろん家族にもそれまで以上に、心を開いて会話をしてきました。

 
 実は、私は飲食店で、見ず知らずの店員さんに、

 お冷や灰皿をお願いすることがとっても苦手でした。

 飲食店でお冷のおかわりが欲しいとき、

 私は妻に「お冷お願いしていくれる?」と言う人間だったのです。

 そんな人間にとっては、見ず知らずの人に心を開くことは、大変なことでした。

 
 それでも、効果はすぐに表れました。

 相手が笑顔になる。会話が弾む。場が和む。
 
 我が家の食卓も賑やかになりました。

 そして、長男坊も次男坊も少しずつ心を開き始めました。

 直接会話はしないけれども、二人の間で、

 私を通して意思疎通を始めるようになりました。

 兄弟の間で軽いちょっかいも出し合うようになってきました。

 
 もし、私が独立を目指していなかったら、人に心を開くことはしなかった。

 人間として成長もしなかったかもしれない。

 でも、気付いてしまった。

 親がいなくても子供は成長する。

 しかし、成長し続ける親のもとでは、子供は大きく成長するだろう。

 私は、もっともっと成長したい。それは、自分のためだけじゃない。

 自分のエゴやわがまま、虚栄心で独立しようとしているんじゃない。


 私は妻に語りました。妻の心が明らかに動きました。


 しかし、彼女は、強烈なボディブローを放ってきたのです。

 <つづく>


posted by 熱血感動型 at 08:22| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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