経営教育総合研究所が提供する、経営コンサルティング制度に参加し、
「実務従事」を15日間行って、診断士に登録しました。
実務補習を受講すると、
補習を担当する先生が所属する協会の支会へ入会するよう、
強い御誘いがあるそうなのですが(強制ではない)、
実務従事だと、そういった御誘いは全くありません。
入会する必要はない、と言い切る諸先輩方も多くいらっしゃいましたし、
入会金・年会費もバカにならないので、入会については様子を見ていました。
ですから、診断士でありながら診断協会非会員として1年ほど活動をしてきました。
非会員として、当初不具合は全く感じていなかったものの、
徐々に以下のデメリットを感じるようになってきました。
1.会話が続かない。
初対面の診断士と名刺交換する際、「どちらの支部(支会)に所属されていますか」
という質問をよく受けます。この際に、解答できず、会話が続かない。
気にしなければそれまでなのですが、初対面の人と早くうち解けるには、それなりの
会話の量が必要になる中、これはちょっと痛いな、と思う場面が多々ありました。
2.協会が提供する診断ツールが使えない。
協会員のみ使用できる、診断ツールがあります。
私が見たのは、エクセルなどでまとめられたもので、
ヒアリングのリストなどだったと記憶しています。
昨年の秋、飲食店を診断する際に、仲間の協会員が紹介してくれた
これらのツールを見て、実務をマスターし、高めていくには、
このようなツール類、最初は必要だよな、と思いました。
3.非協会員お断りの研究会がある。
というか、ほとんどの研究会がそうじゃないでしょうか。
協会の補助を受けて運営している研究会がほとんどだからです。
昨日、オレユニさんが所属するIT.研究会の発表会に行ってきましたが、
昨年、この研究会を見学した際も、協会に入会しないと
研究会にも入ることはできないと教えられました。
4.状況によっては仕事が来ない。
独立後、地元商工会議所に顔を出したときのこと。
そこの商工会議所は、協会経由で仕事を出しているので、
商工会議所の仕事をするなら、協会に入会しなければなりませんでした。
結局、1〜3の積み重ねがあった中、4でダメ押しされ、
先日埼玉県支部に入会しました。
独立してから、お金が出ていくばかりですが、
回収するべく、協会をどんどん活用していこうと思っています。