2009年05月14日

講演

 私を含めた数名の診断士で担当する、大学の講座カリキュラムには、
 定期的に特別講演が入ります。
 昨日は、教授による経済学の特別講演が行われ、私も拝聴してきました。

 絶対優位、比較優位についての説明が面白かったです。

 以下、昨日の説明をもとに書き進めます。


 商社に勤めるAさんBさんは同期入社の間柄。
 Aさんに比べると、Bさんはどの分野でも優秀です。
 先日もBさんは、社長賞をもらいました。悔しがるAさん

 Aさんは1時間にアポイントを1件とることができるのに対し、
 Bさんは1時間にアポイントを4件とることができます。

 また、
 Aさんは1時間に書類を10枚作成することができるのに対し、
 Bさんは1時間に書類を20枚作成することができます。

 Aさん→アポ1件/時間、書類10枚/時間
 Bさん→アポ4件/時間、書類20枚/時間
 となります。

 BさんAさんに対し、アポとりでも書類作成でも絶対優位を持っています。


 ここで両者がアポをとることで、失っているものを考えます。

 Aさんは、1時間にアポイントを1件とることで、
 書類10枚を作成する機会を失っています。
 つまり、アポ1件につき、書類10枚の損失が発生しています。


 Bさんは、1時間にアポイントを4件とることで、
 書類20枚を作成する機会を失っています。
 つまり、アポ1件につき、書類5枚の損失が発生しています。

 アポを取ることで、書類作成の損失が少ないのは、Bさんです。


 次に両者が書類を作成することで、失っているものを考えます。
 
 Aさんは、1時間に書類を10枚作成することで、
 アポイントを1件とる機会を失っています。

 つまり、書類1枚につき、アポ0.1件の損失が発生しています。

 Bさんは、1時間に書類を20枚作成することで、
 アポイントを4件とる機会を失っています。
 つまり、書類1枚につき、アポ0.2件の損失が発生しています。

 
 書類を作成することで、アポとりの損失が少ないのは、Aさんです。


 
つまり、
 Aさんは、書類作成に比較優位を持ち、
 Bさんは、アポとりに比較優位を持っている、ということです。

 こんな説明でした。個人的にはすごく分かりやすかったです。

 この比較優位、絶対優位はH18年、H19年に出題されました。
 昨年は出題されていませんが、今年1次試験を受験される方は、
 押さえておくべき領域でしょう。 


posted by 熱血感動型 at 09:16| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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