2009年07月29日

課題

 受験生時代、事例演習において、多面的な視点が必要と認識していたので、
 勉強会や参考書などから、他人が書いた解答を見るようにしていました。

 それが、診断士になってからは、
 受験生指導という形で、事例演習の解答を見る枚数が、
 受験生時代のそれより、はるかに多くなりました。

 十人十色とは良く言ったもので、本当に多様な解答が存在します。
 しかし、結局、受験生の方々の解答に対する私のコメントは、
 以下に収束されます。

 ・因果を丁寧につないでいってください
 ・具体的にはどういうことですか
 ・与件を重視して書きましょう
 ・題意をしっかり把握しましょう
 ・現状の説明では解答になりません

 私は受験生に対し、表現はどうあれ、
 趣旨として、上記のことしかコメントしていません。

 他の診断士の方の添削済み答案も何度か拝見しましたが、
 他の診断士の方が書いているコメントも、表現はどうあれ、
 趣旨はほぼ同様だと感じています。

 ちなみに、受験生時代に作ったファイナルペーパーを今、見直しましたが
 (受験生最後の日にも掲載されています)、やはり上記のことが書かれていました。
 
 ですから、これらの課題を改善できれば、合格にはかなり近づける、ということです。

 ただ、これらの課題を簡単に改善できれば誰も苦労はしないわけです。
 
 まず、「簡単に」改善できるわけではない点に、留意する必要があると思います。
 魔法のような改善方法は無いはずなので、ご自身の課題を意識し、
 繰り返し地道に事例を解き直すしか方法はないと思います。
 大事なのは、ご自身の課題を「意識」し「繰り返し」解くことです。
 単に意識するだけで演習量が不足してもダメですし、
 漫然と100事例解いても合格には近づけないと思います。

 次に、改善でなく「解決」を目指してはいけない点に、留意する必要があると思います。
 ご自身の解答における課題が一気に無くなることはありません。
 ひとつ課題がクリアされると、次の課題が出てきて、
 それがクリアされると、さらに次の・・・といった繰り返しです。
 しかし、新たな課題が出てきたということは、以前の課題はクリアできたわけで、
 充分に改善はされているわけです。
 全ての課題を無くそうと、解決に走ると、しんどくなります。


posted by 熱血感動型 at 07:42| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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