2009年11月15日

感覚

 昔、松坂牛をもらったことがあります。

 妻が、その松坂牛を使い、その日の夕食はすき焼きにする、

 ということで、楽しみに夕食を待ちました。

 

 いよいよ夕食。

 グツグツと煮えた、すき焼き用の鍋が食卓に出されました。

 鍋の中のお肉を箸でつまみ、口の中に入れます。

 

 口の中で肉がトロけました

 

 まだ箸を手にしていない妻に向かって

 「やっぱり松坂牛だ。口の中でとろけるよ」と言いました。

 

 妻が、私に怪訝な顔を向け言いました。

 「あなたが食べたお肉は、冷蔵庫に以前からあった、
  消費期限の近づいたスーパーのお肉。

 松坂牛をお鍋に入れるのはこれから。」

 

 人間の感覚は本当にいい加減なものだな、と思いました。

 

 財務の研修では、こんなことを話しながら、

 経営も感覚で行うのではなく、

 財務諸表など客観的な数値を用いて分析しましょう

 ということをお伝えしています。

 

 先日、中華料理店で飲む機会がありました。

 ビールで乾杯し、2杯目からウーロンハイをお願いしました。

 出てきたウーロンハイの色が、とても薄かったのですが、

 ウーロン茶の味が薄いわけでもなかったですし、

 焼酎の味が濃すぎるわけでもなかったので、
 気にせずに飲んでいました。


 ま、ここのお店のウーロンハイはこんな感じなのでしょう。

 何杯か飲んでいい気分になり、
 何度目かのおかわりをお願いしました。

 

 で、そのときだけ、出されたウーロンハイの色が
 とっても濃かったのです。

 にもかかわらず、先ほどまで飲んでいたウーロンハイと、
 味の変化がわかりませんでした。

 

 そもそも、これまで飲んでいた、
 限りなく透明に近い「ウーロンハイ」は

 本当にウーロンハイなのか。

 

 人間の感覚とは、本当にいい加減なものだという
 話のネタがまた増えました。



posted by 熱血感動型 at 17:13| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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