2010年02月11日

拉麺

 自宅から歩いて数分のところに、行列のできるラーメン屋さんがあります。
 駅からそんなに近いわけでもないのですが、先日TVでも紹介されました。

 自宅から近いので、以前、行列が途切れた頃を見計らって、
 家族で食べに行ったことがあります。

 注文をして待つこと数分、まず私が注文したラーメンが出てきました。
 妻・子供が注文したものは、まだ出てきません。

 全員がオーダーしたものが出てきてから食べようと思い、
 出てきたラーメンに箸をつけずに待っていました。

 すると店主から、強い口調で
 「一番美味しい状態でお出ししていますので、早く食べてください」
 といった趣旨の指摘を受けました。

 小さな違和感を感じつつも、味に対するこだわりが凄いんだなぁ、と
 思いながら、ラーメンに箸をつけました。
 その小さな違和感が何なのかは、はっきりわかりませんでした。
 ただし、良い感じではなかったことは、はっきりしています。

 ラーメンはとっても美味しいし、自宅からも近いのですが、
 それ以来、何となくそのお店には行かなくなりました。

 最近、ふとしたきっかけで、その違和感が何なのか分かりました。
 その正体は、「家族と一緒に食事を楽しみたい」というニーズに
 応えてもらえなかったことに対する、お店への失望です。

 出来たてのラーメンが美味しいのは誰でも知っていること。
 しかし、出されたラーメンにすぐに箸をつけないのは、
 家族と一緒に食事を楽しみたいから、です。
 その結果、多少、麺がのびて不味くなったとしても、顧客は了解済みだし、
 それでお店の評価は下がることはないのではないか、と思います。

 さらに店主の口調には、
 「一番美味しい状態のラーメンを食べて、その凄さを知ってください」
 というメッセージのみがあり、
 「早く食べたほうが美味しいんですよ」「家族の分も今、出しますから」といった
 情報提供もありませんでした。
 
 味は絶品だっただけに、美味しいラーメンを提供する、というコンセプトから
 楽しい食生活を提供する、というコンセプトへシフトすると素晴らしいお店になるだろう
 と思いました。


posted by 熱血感動型 at 09:44| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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