2010年07月25日

要因

 私が初めて診断士試験を受験したのは、平成14年の1次試験でした。
 ビデオ講座を受講していたので、受験仲間はほとんどいなかったのですが、
 当時、ただ一人の受験仲間としてネットを通じて知り合ったAさんが居ました。

 試験終了後にAさんと会場出口で落ちあい、
 色々話を聞くと、彼自身、1次通過は間違いない、と自信満々でした。

 そんな中、彼がこんな話をしました。

 彼は本試験中に、ペットボトルを机の上に置いて受験していたそうです。
 (現在は、「ペットボトルを机の上に置くことはできません」と試験案内にありますが、
 当時は、そのような内容は試験案内にはありませんでした。)

 1次試験2日目の午後一の科目(経営法務)の時間、
 彼は、試験監督に「ペットボトルをしまってください」と注意されたのだそうです。

 彼は、経営法務の試験終了後の教室内で
 「試験案内に書いていないようなことをなぜ注意されなければならないのか」
 と異議を申し立て、試験監督者とそれなりに激しい議論になったそうです。

 さて、当時の1次試験は、診断協会が正解を発表することはしておらず、
 試験後に受験予備校が予想される正答を発表し、
 受験生はそれに基づいて自己採点を行っていました。

 試験終了から数日後、自己採点をしたAさんから、
 1次通過に自信を深めたとメールが来ました。

 それから約1カ月後、合格発表の日。
 Aさんからのメールには「不合格でした」という文字が。

 ここで私が思ったことは、
 不合格の要因は「試験監督に対するAさんの態度」ではないか、ということです。

 これがAさんの本当の不合格要因か否かは、分かりません。
 ただし、「不合格要因になり得ること」はしないに限ります。

 現在、1次試験は正解が公表されていますから、
 合否に関する恣意性は働きにくいと思いますが、2次試験ではあり得る話です。

 個人的に、受験生の方々においては、合格するためのアプローチの他に、
 不合格とならないためのアプローチも必要と考えます。

 ハーズバーグの動機づけ=衛生理論でいうなれば、
 合格するためのアプローチは、動機づけ要因であり、
 不合格とならないためのアプローチは、衛生要因というイメージでしょうか。


posted by 熱血感動型 at 09:37| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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