2011年01月06日

騒動

 ネットで「グル―ポン」という文字をあちこちで見かけるようになりました。

 この「グル―ポン」、私も最近知ったのだけれど、
 「グルメ」と「クーポン」を掛けた造語だそうで、
 高級飲食店の大幅割引クーポンを販売するサイトのようです。
 (割引率は50%以上がほとんどのようです)

 とはいえ、飲食店に限らず、エステやら乗馬クラブやら眼鏡やら、
 様々なクーポンが販売されています。

 販売する時間と販売するクーポン数を限定し
 (例えば24時間以内に10名とか)
 時間内に定員に達すれば、取引成立になる仕組みで、
 この手法、「フラッシュマーケティング」と呼ぶらしいです。
 
 そのグル―ポンが昨年11月に売り出した、
 宅配半額おせち料理が賑々しいことになっています。

 12月31日になっても料理が届かない、中身があまりに貧弱、腐敗臭がする等、
 当該おせち料理は、期待を大きく裏切るものであったようです。

 普通の安さではない安さのクーポンを販売する理由は、
 お店と消費者の出会いのきっかけを創り、顧客満足を得てリピーターを増やし、
 目先の利益ではなく、長期的な利益を獲得するためだったはず。

 普通の安さではない安さで提供するわけですから、
 当然、目先の利益は低くなります。

 ここで本来の目的を見失うと、目先の利益に捉われ
 「薄利になるわけだから、多売で利益を増やそう」と考える。
 
 で、自社の生産能力をオーバーした注文量(今回の場合は500件)
 を受けてしまい、結果、今回のように顧客不満足を生みだすこととなる。
 (キャパオーバーの注文を受ける気持ちは、自営業者として分かるけれども)

 今回の事例は、戦略の意図を見失った企業の姿と、
 新商品・新サービスを早期に受け容れる消費者のリスクについて
 教えてくれるものだと感じています。
 
 騒動前から気にはなっていた「グル―ポン」ですが、
 私の場合、利用については、もう少し様子を見たいと思います。



posted by 熱血感動型 at 07:15| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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