2011年02月02日

判断

 昨日、先輩診断士の方と話をしていて、蘇ってきた記憶がありました。

 十数年前の私は、
 産業カウンセラーの下でカウンセリングを受けていました。
 カウンセリングの勉強をしていたのではなく、
 自分の生き方に悩み、相談に乗ってもらっていました。

 その日のカウンセリングが終了すると、
 次回の日程は私が指定していたのですが、
 精神的にかなり辛い時期だったので、
 1週間に1度のペースで日程を指定していました。

 ペースも日程も決めるのはクライアントなんです。

 その後、カウンセリングの中で、様々な気づきや過去の整理が進んでいき、
 だんだん2週間に1回のペースでもいいかな、と思うようになっていきました。

 カウンセリングが進み、徐々に辛さが薄れていく中、
 その後1か月に1回のペース、半年に1回のペースと
 カウンセリングに訪れるサイクルが徐々に長くなっていきました。

 ある日、カウンセラーの先生に、
 「自分が日程を指定しておいて何なのだけれど、だんだんカウンセリングに訪れる
 サイクルが長くなっていくのは何故なんですかね」
 という質問を投げかけました。

 カウンセラーの先生は、
 「熱血さんが、判断できるようになったから」と答えてくれました。

 これまでの辛さは、自分で判断をすることができないから発生した辛さだったのだ、
 ということに気づかされた瞬間でした。

 当然と言えば当然なのですが、
 どうすればいいのか分からないから、人は悩み、相談をするわけで、
 どうすればいいのか分かっていれば、人は悩まず、相談もしない。

 どうすればいいのか分からないというのは、判断ができないからそうなるわけで、
 判断ができないのは、情報不足であったり、判断基準がなかったり、
 過去に囚われていたり、様々な原因があるわけです。

 そして、判断ができるようになれば、気持ちが軽くなっていくんですよね。

 これはコンサルティングの場でも言えることだと思います。

 コンサルタントとしては「クライアントさんの判断を助けるために」何をするか、
 というのがポイントなんですよね。
 逆に、コンサルタントがクライアントさんに代わって判断をしていくようでは、
 クライアントさんの成長を阻害するということです。
 
 コンサルタントはなぜ質問をし、なぜアドバイスをするのか。
 その目的をしっかり認識する必要があると思いました。


posted by 熱血感動型 at 10:28| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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