2011年03月21日

電気

 ガソリンが入手しにくい状況が続いていますが、
 ガソリンは、非常に引火しやすい可燃物、つまり危険物です。
 そして、ガソリン絡みの事故として多いのは、静電気絡みの事故です。

 静電気絡みの事故は、2種類あります。
 @ガソリンの取り扱い中に、静電気が発生した結果、起きた事故
 A静電気を帯びた人が、ガソリンを取り扱った結果、起きた事故

 ガソリンが入手しにくい状況が続く中、私は@のケースを懸念しています。
 具体的には、ポリタンクにガソリンを入れたり、
 ビニールポンプでガソリンを扱う行為による静電気火災です。

 灯油用のポリタンクにガソリンを入れることは、
 ポリタンクとガソリンの摩擦によって、静電気が発生します。
 灯油用のビニールポンプでガソリンを扱うことも同様です。

 ガソリンが入手しにくいからといって、ポリタンクで買い溜めをしてはダメです。
 買い溜め自体お勧めできませんが、買い溜めせざるを得ないのなら、
 ホームセンターで販売しているガソリン専用の携行缶を使いましょう。

 また、他の車から自分の車へとガソリンを融通したくなることもあると思います。
 しかし、ガソリンの移し替え自体がリスクの高い行為であり、
 静電気を発生させやすいポリタンクや、ビニールポンプを使用することは危険です。


 蛇足かもしれませんが、Aのケースも紹介しておきます。

 ある夫婦。お休みの日に夫が運転する乗用車で買い物に出かけました。
 買い物を済ませ、ガソリンが少なくなってきたことに気付いたので、
 セルフスタンドで給油することにしました。

 給油しようと降車する夫。妻も助手席から降りました。

 車に乗っていると、振動で衣服が擦れ、静電気を体に帯びることがあります。
 車から降りる際に、ドアの金属部分に触ると「バチッ」っていうことがありますが、
 これは自身が帯びた静電気が放電され、帯電から解放されたことになります。

 しかし、夫は「バチッ」ていうのが嫌で、降りた際に肘でドアを閉めました。
 1度目の放電チャンスを逃した彼の体は、静電気に帯電したままです。 

 さて、セルフスタンドでは給油前に、
 現金・クレジットといった支払方法や
 ハイオク・レギュラー・軽油といった油種の選択を
 タッチパネルで行うケースが一般的です。
 これを助手席から降りた妻がやってくれました。

 実は、このタッチパネルに触ることにより、
 静電気が放電される機能を持ったものが多いのですが、
 それに触っていない夫は帯電したままです。
 夫は2度目の放電チャンスを逃しました。

 妻にタッチパネルを操作してもらった夫は、
 ガソリンを給油するノズルのそばに貼られている、
 「静電気除去シート」を見過ごしました。
 これを触ると帯電していた静電気が放電されるのですが、
 それにも触らなかった夫は3度目の放電チャンスを逃しました。

 そして帯電したままの夫は給油をしようとし、
 乗用車の給油口から火の手が上がりました。

 震災をきっかけに、ガソリンスタンドでは混乱が続いていますが、
 静電気による事故で混乱に拍車をかけたくないところです。
 
 これ以上、電気で困りたくないですね。


posted by 熱血感動型 at 08:05| 埼玉 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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