2011年03月25日

条件

 久しぶりに西武新宿線の電車に乗って移動中です。
 余裕を見て、本来乗るべき電車の1時間前の電車に乗車しました。
 通常の7割程度の本数で運行しているそうで、結構混雑しています。
 節電のため、車内は消灯、各駅舎も一部消灯されているので、
 電車が駅に停車するたび、ムーディーな雰囲気になります。
 
 そんな中、今日の日経朝刊を読んでいたのですが
 過去40年間で6,500社ほどの現場研究を行った、
 法政大学・坂本教授の講演内容が掲載されていました。

 最近の調査では、
 ・好況でも不況でも安定的に業績を挙げている企業が2割
 ・好況でも不況でも赤字の企業が6割
 ・好況だと利益が出るが不況だと赤字の企業が2割
 なのだそうです。

 そして伸びる企業の条件が10個挙げられていました。

 @特定のマーケットに依存しない

 A景気・流行を追わない
 「機会」のみに着目せず、機会に投入できる「強み」に
 着目することが大事だということでしょう。

 B成長の種まきを怠らない
 「明日の準備をしない会社に明日は来ない」けだし名言です。
 未来へ向けた投資(人財育成、研究開発など)の必要性を説いています。

 C自己資本比率を高める
 
 D自家商品を創造確保する
 下請は12〜13年で止めるべきと言っています。
 いつまで経っても自社で値決めができないからなんですね。

 E敵を作らない
 競争見積もりの対象となる商品を作らないということを述べています。
 つまり価格競争は中小企業はやるべきではないということです。

 F人本主義を貫く
 「資本」ではなく「人本」なのですね。
 ここが一番大事だと強調されています。
 企業が大事にするべき人に優先順位をつけるとしたら、
 「社員>下請・仕入先>顧客>地域住民>株主」
 としています。
 いくら顧客第一主義を掲げていても、
 従業員を大事にしなければ、 顧客満足は生まれにくい。
 従業員満足が顧客満足を生み出します。
 そういう意味では、優先度が一番高いのは「社員」であり、
 その次に「下請・仕入先」が来るのも頷けます。

 G好不況に関係なく人財を確保する

 H業績ではなく継続を重視する
 以下の例がありました。
 「右の道を行けば売上高経常利益が10%、
 左の道に行けば売上高経常利益率が5%として、
 右側の道には穴があって怪我をする人が出るかもしれない」
 この場合、どちらの道を進むべきか。
 伸びる企業は継続を重視して左側の道を進むのだそうです。

 I多角・多面・多重・多層人材を育成する。
 つぶしのきく人材の育成が必要だと述べています。

 以上、診断士としての今後の活動に非常に参考になりました。


posted by 熱血感動型 at 08:58| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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