2012年03月20日

余裕

 一般的に、登壇経験の少ない講師は、
 受講生の前で余裕がなく、とにかく自分が何を言おうか、
 そればかり考えます。

 結果、講義は一方通行になり、講義の質が下がります。

 これが、ある程度場数をこなしてくると、
 個々の受講生の反応、教室全体の雰囲気を感じることが
 できるようになり、その場に応じて話題を提供できるようになります。
 それは行き当たりばったりに思いついた話題ではなく、
 それまでの登壇経験に基づき、その場にジャストミートする話題を
 チョイスできるようになります。

 結果、講義は双方向になり、講義の質が高まります。

 「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤氏は、
 「いい仕事をするには余裕が必要」と言っています。

 講師として仕事を継続的に行なっていくことを目指すなら、
 まずは場数をこなして余裕を持つ必要があります。

 経験上、このことは講師として成長する近道だと思っていますが、
 そのために経験の少ないうちは、とにかく登壇する機会を探し出す必要があります。

 とにかく安くてもボランティアでもいいから登壇することです。
 回数をこなしていくうちに、グッと実力が付いたと感じる瞬間が訪れます。

 診断士の受験勉強をやってもやっても実力の向上が感じられない。
 それでも勉強をする。継続する。
 すると、実力の向上を感じる時が訪れる話に似ています。

 そこまで継続するから合格という果実を得ることができるわけだし、
 講師として早期に高い評価をもらうことができるんじゃないか、と思います。

 という考えで、私は、原則どんな金額でも講師を引き受けています。
 貧乏症とも言うらしいけど。。。
posted by 熱血感動型 at 08:05| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月19日

距離

 私が中小企業診断士になったきっかけは、 
 かれこれ13年ほど前の、産業カウンセラーの方との出会いです。

 仕事に悩み、プライドが傷つき、本当に大変な時期だったのですが、
 この方に私のカウンセリングをしていただいたおかげで、
 私は過去との折り合いがつき、自分の未来を変えるために
 診断士を目指すことができました。

 そしてその選択は間違っていなかったと思います。

 仮にもし、誰にも相談せず自分一人で悩んでいたら
 診断士を目指していなかったかもしれません。

 西武ライオンズの黄金期に活躍した工藤公康氏は
 「能力は他人に引き出してもらわねばどうしようもない場合がある」
 と言っています。

 人に相談し、人から言われることで開花する能力もある、ということです。
 自分一人で考え、悩んでも、自分との距離が近すぎる自分が、
 自分自身の解決法を導き出すのは困難なのかもしれません。
 
 前述のカウンセラーの方がこんなことを言っていました。
 「カウンセラーは、自分の子供をカウンセリングすることはできません」

 あまりに心理的な距離が近すぎて、客観的な判断が難しいのだと思います。
 過去にあった、ある診断士受験予備校の倒産も、似た理由かもしれません。

 だからこそ、相談できるコンサルタント、カウンセラー、コーチなどが必要なのでしょう。
 相談に乗る側が、クライアントに肩入れしすぎると、近視眼的になっていまいます。
 自身の存在理由を忘れずに、適度な距離で接することが大事なのだと思います。
posted by 熱血感動型 at 05:59| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月18日

意識

 セミナーのオープニングトークは、
 多くの方がそうであるように、私も出来るだけ時事ネタを使うようにしています。
 それも新鮮な時事ネタ。というわけで、私は当日の朝刊からネタを拾います。

 すると、
 マーケティングセミナー当日の朝刊には、マーケティングの記事が載っているんです。 
 資金繰りセミナー当日の朝刊には、資金繰りの記事が載っているんです。
 最初はビックリしましたが、実はセミナー当日以外は、
 私がマーケティングの記事や、資金繰りの記事を見落としているだけだと思っています。

 マーケティングセミナー当日は、マーケティングの記事に強烈に意識が向いているから、
 それに関連する記事を見つけているし、
 資金繰りセミナー当日は、資金繰りの記事に強烈に意識が向いているから、
 それに関連する記事を見つけているに過ぎないと思っています。

 さて、昨日は某社の企業研修でした。
 マーケティングの中のポジショニングが主要テーマのひとつでした。

 朝、会場へ向かう電車の中で新聞を読んでいると、
 納豆にかける調味料のポジショニングマップがあったのには驚きました。
 「これ、今日のセミナーでそのまま使える。」

 新聞にあったのは、おおよそこんな内容です。
納豆にかける調味料.jpg
 納豆の食感、においの好みで軸をとると、
 それにマッチする調味料はこんな感じなのだそうです。
 
 ちなみに、昨日の朝刊に掲載されていたこのネタは、 
 意識が向いていなくても、目に入るものだと思います。
 マップそのものが掲載されていましたので。

 さて、これから朝食です。納豆に何をかけようかな。
posted by 熱血感動型 at 07:56| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

日々

 私は、3年前の3月15日に独立開業しました。
 今回、4年目に入ったことをFaceBookに書き込んだところ、
 「いいね!」を押してくださった方が50名以上にのぼり、ビックリしています。
 今回の「いいね!」の数は、私のFaceBookの中では新記録だと思います。
 ありがとうございました。

 さて、現在私の手元には、今年3月8日の日経夕刊があります。
 「人間発見」というコラムで、
 洋菓子メーカーエーデルワイスの会長、比屋根 毅氏の手記です。

 この方、もともと洋菓子職人として数々の受賞歴がありました。 
 機は熟したということで、独立をし自分の店を持ちます。
 それから2ヶ月、お店に訪れるお客様の数が少なく、とうとう廃業を決心します。

 そこでお店にあった原材料を全て使って洋菓子を作り、
 近所の会社や洋裁学校へ無料で配りました。

 「職人に戻ろう。」その夜すっきりした気分で布団に入りました。
 迎えた翌朝、お店のシャッターを叩く音がします。

 シャッターの向こうには多くのお客様がいました。

 昨日、無料でもらったシュークリームやショートケーキが 
 とても美味しく、買いに来ていたのです。

 エーデルワイスはそこから息を吹き返し、一躍繁盛店となりました。

 私は、これまで廃業を決心したことはありませんが、
 頭にちらついたことは何度もあります。
 エーデルワイスと同じで、特に初年度にそれが多かったと思います。

 初年度の危機を乗り越えて何とか4年目までたどり付きましたが、
 今後も安定して仕事が入ってくるかどうかは分からない話です。

 そんな中、同じ日経夕刊の同じコーナーに
 小林製薬会長の小林一雅氏がこんなことを書かれていました。
 以下引用です。

 「強い意志で行動を起こしたら何とかなるもんです。
  待っているだけではいい結果には結びつきません。」

 「行き詰った時に困難を乗り越える執念があるかどうか。
  執念の差なんです。」

 独立5年目を無事迎えることのできるように、
 比屋根氏のエピソード、小林氏の言葉を携えて、
 日々を大事にして4年目を過ごそうと思っています。
posted by 熱血感動型 at 15:31| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

準備

 「毎日ブログを更新している人が、しばらく更新しなくなると、 
 きっと稼いでいるんだなぁ、と思うわけですよ」
 以前、先輩診断士がつぶやいた台詞です。

 このブログも毎日更新できなくなって、
 結構な月日が経過していますが、
 稼いでいるかどうかはともかくとして、
 先月は独立して以来、活動量が一番多かった月でした。

 そんな先月から仕事を持ち越して迎えた今月ですが、
 ようやく仕事がひと山越えました。

 そんな中で気付いたことを書いてみます。

 @活動量が多くなると出費が増える

  活動量が多くなると時間の価値が上がります。
  ちょっとした空き時間がもったいなくなります。
  なので、空き時間に仕事をしようと喫茶店に入る回数が増えます。
  この喫茶代が結構かかる。ルノアール、マクドナルドの優良顧客になったと思います。

  それと交通費。交通費支給の仕事も結構あるのですが、
  一旦は建て替えるので、一時的に出費が増えます。

 A活動量が多くなると肩こりがひどくなる

  PCに向かう時間が長くなりますので、肩こりがひどくなります。
  ジョギングも出来なくなるので、全身の血流が悪くなります。
  走れるときに走っておかないと、という感じです。

 B活動量が多くなると早足になる

  ジョギングができないから早足にしているというわけではなく、
  やはり時間がもったいなくて早足になります。
  せかせかしていて貧乏くさいかもしれません。

 C活動量が多くなると睡眠時間が短くなる

  普段6時間睡眠の私ですが、
  切羽詰まってくると4時間半の睡眠で事足りるみたいです。
  体は疲れているのですが、勝手に目が覚めて、寝付けなくなります。
  「仕事をしろ」という体からのメッセージなんでしょう。

 こういう風に考えてみると、
 活動量が少ない時とは、ジタバタする時期なのではなく、
 活動量が多くなる時に備えて準備をしておく時期なんだろうな、と思うのです。

 それは、上記@〜Cを受けて、
 要らぬ出費を減らしておくとか、
 健康管理のために体を鍛えておくとか、
 逆に体を休めておくとかということだけではなく、
 人と会ったり、スキルを磨いたりなど、
 「活動量を多くするための活動時期」だと思うのです。

 まさに「花の咲かない寒い日は下へ下へと値を伸ばす」なんだと
 今更ながら気付いたりしています。
posted by 熱血感動型 at 12:56| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。