2008年09月20日

反復

 昔、松下幸之助翁の書籍にかなり感化されたことがありました。

 物事の本質をとらえた言葉の数々に感銘を受け、

 何冊も何冊も松下翁の書籍を購入し、読み込みました。


 職場でも松下翁の言葉を拝借してよく話していました。

 松下翁の言葉を自分なりに咀嚼し、自分の言葉で話していたわけではなく、

 松下翁の言葉をただただ、借りて話していただけでした。

 発する言葉と人格がマッチしていないのですから、言葉は説得力を持ちません。


 職場の部下が欲しているのは、あくまでも「私の言葉・考え」ですから、

 借り物の言葉は見破られてしまいます。

 ですから、部下からの支持はあまり得られませんでした。

 それ以来、私は「自分の言葉」で語ることを大事にするようにしてきました。


 受験生時代に、

 事例演習で「与件を重視する・与件から離れない」ということを意識するあまり、

 与件文をそのまま使用した解答をよく作成していました。

 いわゆる「コピー&ペースト解答」です。

 与件文まる写しで字数を稼いだ解答と

 与件に基づき、その人の言葉を使った解答では、説得力に差があります。

 以前、松下翁からの「借りもの言葉」で失敗しているのに、

 同じ間違いをしていた自分が居ました。

 
 人は(特に私は)同じ失敗を繰り返します。

 繰り返さないために何をするかが、私にとっての2次対策最終奥義でした。

 「受験生最後の日」にも書きましたが、私は合格年度の対策として、

 これまで解いてきた事例演習でどのような失敗をどれくらいしたかを把握し、

 共通点に基づいて失敗をグルーピングしました。6つのグループになったはずです。

 直前期は、その6つの失敗をしないように意識して、

 何度も同じ事例を解くことで失敗を繰り返さないように対策をしました。
 
 失敗の反復を防ぐために、事例演習を反復させました。

 これが、不合格年度だと、事例演習を反復させる目的がはっきりしていませんでした。


 尚、与件文のコピペ解答は絶対にやってはいけない、ということではありません。

 どうしても字数を稼ぐ必要がある、

 与件の記述を解答に盛り込んだ方が説得力が上がる、

 といった場合は、積極的にコピペした方が良いと思います。

 ただし、基本線は「自分の言葉」で解答したほうがよい、ということです。



posted by 熱血感動型 at 08:52| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。