2009年02月21日

追想

 出会ったのは忘れもしない、平成14年6月の夕刻。

 繁華街の片隅にたたずむその姿に、私は一目ぼれをしました。

 即アタックされた君は、あっさりと私の手の中に落ちました。


 あれから6年と7か月。

 今や、肌は傷み、姿勢は崩れ、くたびれ果てた君が居ます。

 君は、私が受け容れて欲しい、たくさんの重いもの・大きなものを、

 大きな器で受け容れてくれました。

 それが君の負担になり、疲れ果ててしまったのですね。

 
 晴れの日も雨の日も、オンの日もオフの日も、

 歓喜に湧く日も悲嘆にくれる日も、君と私はずっと一緒でした。

 時には僕の膝の上に座る君。時には僕の足元にたたずむ君。

 私の肩にぶら下がって甘えることもしょっちゅうでしたよね。


 しかし、これ以上お付き合いすることは、お互いが辛くなるだけです。

 なぜなら、私は君にもっと大きな器を要求しなければならないからです。

 疲れ果てた君をこれ以上、疲弊させることに心苦しさを感じるのです。

 
 「新しいのを見つけたの?」 

 うん、その通り。新しいのは、今の私にぴったりなんです。


 「捨てるの?」

 いやぁ、捨てはしませんよ。

 私が初めて診断士試験を受験した時から、

 私が最後の診断士試験を受験し、今に至るまで、

 ずっと一緒だった君をどうして捨て去ることができよう。

 
 最近、持ち歩く荷物が今の鞄では収まりきらなくなりました。

 強引に押し込み、パンパン状態で持ち歩いていましたが、

 意を決して、新しい鞄を買いました。古い鞄ちゃん、本当にお疲れ様。


 しかし、新い鞄と古い鞄を並べて置いてみると、

 マジンガーZの最終回で、戦いの末、ボロボロになったマジンガーZを、

 グレートマジンガーが助けに来たシーンを思い出してしまいます。


posted by 熱血感動型 at 07:55| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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