先日のセッションの話。
私は、研究会をドタキャンせざるを得なくなって、
研究会メンバーへの申し訳なさや、
自分のスケジュール管理、メンタル管理も含め、
何やら、気持ちの悪さを感じたことがあります。
そのことをコーチに打ち明けたとき。
「熱血さんはもうすぐめちゃくちゃ忙しくなって、研究会にも行けなくなります。
だから、少しの間だけ、その気持ち悪さ、我慢してくださいません?」
また、別なセッションでの話。
人間関係で、嫌な思いをしたことを打ち明けました。
「大人気ないかもしれませんが、
そんな人には、心の中でバ〜カって言ってやればいいんですよ」
「我慢しろ」だとか「バ〜カ」だとか、
およそ、コーチングセッションには似つかないような言葉がポンポンと出てきます。
で、その言葉が心の中にスッと入ってくるから、やっぱり凄いなぁ、と思うのです。
理論的に助言をするのもいいですし、
クライアントさんの持つ正解を引き出すこともいい。
それに加えて、相手に沁み入る単純な言葉を発することも大事なんだな、
と最近感じています。
しかし、診断士の1次試験科目から、何で助言理論って無くなっちゃったんだろう。
コンサルティングの現場においても、大事なスキルだと思うのだけれど。