青森県予選で敗退と、残念な結果となりました。
さて、さかのぼること12年前、1998年の青森県予選で、
122対0というスコアの試合がありました。
スコアも記録的ですが、負けが分かっていても、
最後まで試合を諦めなかった選手の姿勢は、
テレビ・新聞でも取り上げられ、取材も殺到しました。
当時、地元のタクシー会社はマスコミの方々の乗車により、かなり潤ったそうです。
この試合は、書籍として出版もされましたし、
一部の自治体では、学校の道徳の時間の題材として使用もされたそうです。
歯の立たない相手に立ち向かう。
スポーツにせよ、ビジネスにせよ、
こういった姿勢が、失われつつある気がしてなりません。
インターネットで容易に情報が得られるようになり、
勝てる見込みのない勝負を容易に避けてしまう風潮が、
蔓延しているように思えるのです。
診断士1次試験は、申し込み者の3割程度が欠席すると言われます。
来月の1次試験の準備が間に合わず、合格できないと感じている方は、
諦めずに、本試験に挑戦していただきたいと思います。
私は、初年度の1次試験で全く歯が立たなかったわけですが、
それは試験前から予想できていたことでした。
しかし、実際に本試験を受けてみて、
会場のピーンと張り詰めた雰囲気や
トイレの待ち時間に必死でテキストを読む受験生を見て、
心が洗われた気がしました。
申し込んでいるのであれば、試験会場に行ってみてください。
きっと何かが見えると思います。