2010年10月14日

光景

 先日、新宿から電車に乗りました。
 座席に腰掛けて読みかけの本を開きました。
 日中の電車内は立っている乗客もほとんどいません。

 真向かいには初老の男性が。
 隣にはお嬢ちゃんと小さな男の子、そしてお母さん。

 初老の男性とお嬢ちゃんの会話が、随分盛り上がっています。

 「そっか、○○駅まで行くのね。
  おじいちゃんもその駅まで行くんだよ。
  じゃ、一緒に行こうね」

 初老の男性とお嬢ちゃんは、その日その時に何かのきっかけで、
 仲良くなったみたいです。

 盛り上がる二人に、弟クンも仲間に入ろうと声を張り上げます。
 それを見守る優しそうなお母さん。
 車内は何とも和やかな雰囲気に包まれます。

 そんな中、初老の男性がはしゃぎながら言いました。
 
 「おじいちゃんの孫はさ、東北にいるのね。
  だから、なかなか会えないんだよ。
  お嬢ちゃんとお話しできて、おじいちゃん、嬉しいなぁ」

 私の長男が産まれた当初は、自宅から700q離れた青森の
 実家の祖父母に会わせるべく、盆・正月と毎年帰省していました。
 しかし、長男が3歳の時に、当時勤務していた会社の人員削減で、
 仕事が忙しくなり、2日間の連休すら、取ることができなくなりました。

 結果、帰省出来ない日々が7年間続きました。
 孫に会えない私の両親も淋しい想いをしていたのだろうな、と思うと
 ちょっと心苦しくなりました。

 とはいえ、知らない人同士が乗り合う電車内は、何かとギスギスしがちですが、
 初老の男性と子どもが触れ合う車内の光景は、何とも微笑ましいものでした。



posted by 熱血感動型 at 09:08| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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