2010年12月16日

日常

 家族のだれよりも早く起床し、ジョギングをして自宅に戻ってくると、
 起床した家族から「外、寒かった?」「雨降ってた?」と
 外の状況を訊かれることがあります。
 家族は、それに対する私の回答に基づいて、
 当日着ていくコートや、持っていく傘をチョイスするわけです。

 日常の何気ない行動ですが、外部環境の変化に内部資源で対応することは、
 経営と何ら変わりはありません。

 さて、診断士にはおなじみのSWOT分析。
 内部環境である、強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、
 外部環境である、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)、
 について分析するというものです。

 診断士受験生だった頃、SWOT分析をする際に、
 外部環境と内部環境の区別がよくわからなかった時期がありました。
 その後、勉強が進むに従い、
 内部環境は自社でコントロールできることであり、
 外部環境は自社でコントロールできないことであることが
 理解できるようになってきました。

 そこで当時の私は、私なりに整理をしてみました。そして、
 ・自社でコントロールでき、自社にプラス作用を及ぼすことは「強み」、
 ・自社でコントロールできるが、自社にマイナス作用を及ぼすことは「弱み」
 ・自社でコントロールできないが、自社にプラス作用を及ぼすことは「機会」、
 ・自社でコントロールできず、自社にマイナス作用を及ぼすことは「脅威」、
  と判断するようにしました。

 ところが、この基準に基づいて、それぞれを分類するだけでは、
 「SWOT分析」ではなく「SWOT分類」なわけです。

 「強みを機会に投入し、弱みを克服するとともに、脅威は回避する」ために、
 どのような強みをどの機会に投入するか。克服できる弱みはどれか。
 これを考えることで初めてSWOT分析と言えるわけです。

 それはさておき、昨日、ある事業主の方と面談をしている最中に、
 このSWOTを上手く切り分けることができていないことが分かりました。
 そして、このようなケースは意外と多いことを思い出しました。
 
 面談が終わってからも、SWOT分析の概念を腑に落とすには、
 どのような説明が一番良いのだろうと思っていましたが、
 今朝、ジョギングから帰ってきたときに、
 冒頭の私と家族とのやり取り、そしてそれに基づく対応をお伝えするのが
 効果的なんじゃないかな、とふと感じました。

 普段から日常と経営をリンクさせて考えていくことで、
 より分かりやすい説明になることを改めて実感しました。



posted by 熱血感動型 at 08:17| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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