2011年04月02日

奉仕

 ある公的制度を使用して、A社を支援していました。
 もともとA社が支援を望んだわけではなく、
 公的機関からの要請で、3か月前から私が支援することとなりました。

 ありがたいことに、A社は私との面談を大事にしてくれていて、
 社長の他、営業部長も同席するとともに、
 A社の内部事情を包み隠すことなく、私に打ち明けてくれます。
 また、私の助言にも真摯な態度で耳を傾けてくれます。
 ですから、支援していて嬉しいですし、やりがいも感じていました。

 さて、昨日は公的制度を使用したA社支援の最終日。
 震災後、初訪問の日でもありました。

 震災はA社の業績に大きな影響を及ぼし、売上は半減していました。

 これを聞いて、それまで迷っていた私の腹が決まりました。
 
 「社長、今日で公的機関の制度を使った支援は終了となります。
 ただ、私は今後も一個人として御社を支援していこうと思います。
 フィーは要りません。ボランティアで支援させていただきます。
 つきましては、次回の訪問日程を決めてもよろしいでしょうか。」

 「いえ、フィーはお支払いします」

 「申し訳ないですが、震災の影響で売上が半減した御社から、
 フィーを受け取るわけにはいきません。
 また、公的支援を使って自分の商売をしに来たと思われるのも本意ではありません。」

 経営陣が嬉しそうな顔をしてくれました。

 フィーの発生しない支援は、企業側にも診断士側にも
 あまり良い影響を与えないというのが私の持論です。

 企業側は「どうせお金は払ってないんだから」と
 支援を受ける態度に真剣味が欠けがちになります。
 また、診断士側は「どうせお金はもらえないんだから」と
 支援する態度に、やはり真剣みが欠けがちだからです。

 しかし、これまで見てきて「A社は違う」と思いました。
 私にとって、やりがいのあるボランティアがひとつ見つかりました。


posted by 熱血感動型 at 09:12| 埼玉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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よりナイスな診断士になれる機会だね

やっほー

Posted by オレユニ at 2011年04月02日 09:30
ご自身が感じたままに、やりたいようにやる、それが一番だと思います。感謝のあとに、その報酬は必ずついてくると思います。

儲けるのは欲であり、儲かるのは信である。

私の好きな言葉です。
Posted by だいこう at 2011年04月02日 09:50
オレユニさん、ありがとうございます。よりナイスになれるように取り組みます。

大石さん、おっしゃる通りですね。儲けると儲かるを比較した言葉もナイスですね。
Posted by 熱血感動型 at 2011年04月03日 07:26
うほほーい
Posted by オレンジ at 2011年04月03日 08:06
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