2011年11月27日

選手

 今日は、初めて地元のマラソン大会に出場してきました。
 昨年より開催された、この小江戸川越マラソンの種目は
 4q、10q、ハーフマラソンの3つなのですが、私は10qにエントリーしました。

 なお、大会の規則として
 10qを75分以内(7.5分/qペース)で走らないと失格になります。
 
 普段のジョギングでは7.5qを、
 早くて48分台(約6.4分/qペース)、
 遅いと54分台(約7.2分/qペース)で走っているので、
 果たして時間内に走り切ることができるのだろうかと不安を抱えていました。

 そもそも10qなんて距離、学校を卒業してからというもの走ったことがありません。
 
 さて、10qにエントリーした925人のランナーが
 ひしめき合うスタート地点で8:50分、号砲が鳴りました。

 いつもは一人で走っている私ですが、
 大勢のランナーに囲まれて走る違和感と
 大勢のランナーとともに走る安心感を携え、
 ゆっくりゆっくり走り出しました。

 すぐに沿道から「がんばれー」と声援が上がります。
 その声援が、私だけに向けられたものではないとは知りつつ、
 その声援が何となく気恥ずかしい。

 スタートしてから5分が経過し、アームポーチの中の携帯が
 現在の走行ペースを音声で知らせてくれます。その音声に驚きました。
 「5分/q」普段ではあり得ないペースです。

 目標は75分以内での完走です。焦ることはありません。
 と言い聞かせても、他のランナーに抜かれると抜き返したくなったり、
 沿道の応援が嬉しくて頑張ってみたり、と
 いつもよりハイペースでの走行が続きました。

 走っても走っても疲れを感じないのです。まるで幼少の頃のように。

 途中、いつも行っている床屋のおばちゃんが、
 沿道で応援している姿が目に入りました。
 「こんちは」「あらぁ、がんばってねー」

 その後も、私にとってのハイペースな走行はまだまだ続きましたが、
 気が付くとスタート地点から7qを越え、息遣いが荒くなってきました。
 7.5q以上走ったことの無い私にとって、そろそろ未知の領域を迎えます。

 大会パンフレットによると、7.7km地点を60分以内で通過できなければ、
 「収容バス」に乗り、スタート&ゴール会場へ送られることとなりますが、
 これは心配しなくてよさげです。

 8km地点。
 さすがに辛くなってきました。私が抜き去るランナーの数より、
 私を抜いていくランナーの数が多くなってきました。息は上がってきています。

 9km地点。
 あと1q。先が見えてきたので、ラストスパートをかけました。
 が、すぐに失速w

 ゴールが見えてきました。
 何も考えられず、ただただゴールへ体が向かっていきます。

 何とかゴールにたどり着いたら、フラリとよろめいてしまいました。
 ゼッケンについているICチップをはがし、係の方に渡します。
 バナナとスポーツ飲料を受け取りました。

 しばらくフラフラと歩いてクールダウンをし、
 バナナを食します。これが美味かった。

 整理体操をし、記録証をもらいにいきます。
 「お疲れ様でした。」という言葉とともに渡された記録証には、
 タイム55分37秒、順位441位/925名とありました。

 着替えを済ませ、会場から駅までの無料の送迎バスに乗り込みました。
 バスには「選手送迎用バス」と印刷された紙が貼られていました。

 そうか、今日の自分は「選手」だったのか。
 何年ぶりかな、選手と呼ばれるのは。
 そんなことを思いながらバスに揺られ帰途につきました。

 この達成感を味わうべく、来年も出場しようと思います。
posted by 熱血感動型 at 14:19| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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