2012年11月14日

過去

 久しぶりに更新するブログですが、私にとって 
 ちょっと興味深かった心の動きを書いてみようと思います。

 「空飛ぶタイヤ」、「下町ロケット」といった、
 中小企業経営者の苦悩や試練をリアルに描いた、
 池井戸潤氏には多くの著作がありますが、
 一度読了し、現在再度読んでいるのが「ロスジェネの逆襲」という小説です。

 この小説、前述した作品と違って、
 親会社から子会社へ出向した、
 バブル時入行の銀行員を中心に物語が進みます。

 その彼が、就職氷河期に第一希望ではない会社に就職した、
 プロパー社員の部下にこんな台詞を放ちます。

 以下、引用です。

 ここから↓

 「サラリーマンだけじゃなくてすべての働く人は、
  自分が必要とされる場所にいて、そこで活躍することが幸せなんだ。
  会社の大小なんて関係がない。知名度も。
  オレたちが追求すべきは看板じゃなく、中身だ」

 ここまで↑

 電車内でこの「ロスジェネの逆襲を読み、
 この台詞が妙に胸に響いたとき、昔の自分を思い起こしました。

 まだ診断士を目指す前の話です。
 ガソリンスタンド運営会社で働いていた私は、
 その親会社のような一部上場企業で働きたいと思っていました。

 学生時代の同級生のほとんどが大企業の社員や公務員になる中、
 劣等感を持っていたのだと思います。

 そんな私が、皮肉なことに現在、
 大企業社員の対極に位置すると言っていい、
 部下もおらず資本力も小さい個人事業主となっています。

 そのような働き方を選び、自分なりにやりがいを感じながら過ごす日々は、
 まさしく会社の大小も知名度も関係がありません。

 ふと気づくと、大企業への入社を強く希望し、
 それを叶えることのできない自分を責めていた当時の自分を
 遠い目で眺める今の自分がいたのでした。
posted by 熱血感動型 at 12:55| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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