2008年01月19日

慎重

H19年10月21日(日)12:20事例U開始後、40分が経過しました。
解答書き出し開始タイムです。

第1問から順番にいきました。

第1問(配点20点)
B社は近隣への大手ホームセンター進出に対抗するための戦略を模索している。そ
れについて、以下の設問に答えよ。

(設問1)
大手ホームセンターに対抗するためには、B社の持つ経営資源の中で、どのよう
な強みを生かせばよいか。30字以内で2つ答えよ。


与件からの抜き出しで対応可能と判断しました。
当たり前のことながら、何を抜き出すか、で得点に雲泥の差がつきます。
慎重に行くことにしました。

聞かれていることは、「経営資源の中で、どのような強みを生かせばよいか」です。

まずは、与件から強みになる経営資源をヒト・モノ・カネ・ノウハウ、に分類しようと思いました。

ヒトについては、建築士やインテリアコーディネーターである自社の社員・長年付き合いのある大工、施行業者があります。
モノ・カネについては、見当たりませんでした。
ノウハウについては、イベント実施ノウハウがあると思いました。

ここまで考えて、ちょっと設問の問い方が気になりました。

「経営資源の中で、どのような強みを生かせばよいか」を聞かれています。
「経営資源のうち、どれを生かせばよいか」とは聞かれていません。

「経営資源」を聞いているのではなく「経営資源の中の強み」を聞いています。

ここはしっかり意識しました。

ですから、ヒト・モノ・カネ・ノウハウを答えても点数にならないと判断しました。

私はこの年、116事例の演習の中で、自身のたくさんの弱点を見出してきました。

見出した弱点のひとつに、「だから何?」を考えずに解答すること、というものがありました。

例えば、今回の設問で、「建築士やインテリアコーディネーターを生かす」
と解答した場合に「だから何?」と問われると、「専門性を生かす」と答えると思います。

そうすると、本来言いたいことは
「建築士やインテリアコーディネーターの専門性を生かす」
と答えるべきとなります。

よく事例演習や模試を通じて
「建築士やインテリアコーディネーターを生かす」で止めてしまい、
その先にある「専門性」に言及しないような解答を作っては失点をしていました。

B社の経営資源のうちヒトとノウハウに強みがある。
ヒトを生かした強みは専門性。ノウハウを生かした強みは顧客との関係性。

解答の方向性が定まりました。

【再現答案】
園芸教室、木工教室などのイベントを通じて
得た、顧客との関係性。
家の設計図を基に各種機器を選定し、プラン
を提案できる専門性。


体言止めは避けたかったのですが、字数の関係上しょうがないと割り切りました。

TBCの鳥島先生が、以前体言止めがなぜまずいかを解説していました。

「顧客との関係性」という解答と「顧客との関係性である。」という解答。
「顧客との関係性」で止めてしまうと、
「顧客との関係性である」のか「顧客との関係性ではない」のか
判断を採点者にゆだねてしまうことになる、と言うのです。

ここまでこだわるのがTBC流です。

体言止めの件はともかく、内容的には満足できました。

ちなみに診断協会が発表した「出題の趣旨」は、
B社のような小規模小売店舗が、大手ホームセンターの進出によって受ける脅威に対抗
するための戦略を考える上で、まずB社の持つ経営資源を分析し、それを競争上のアドバ
ンテージとしてその生かし方を問う問題である。


立ち上がり上々、「3者凡退で抑えた1回表」といった感じでした。
とはいえ、私の場合、事例演習や模試を通じて、マーケ事例は極端に良かったり、悪かったりと点数が安定しませんでした。
前年の2次試験では事例Uのみ「C」ランク、他の事例はBランクでした。

慎重にいこうと意を新たにして第1問(設問2)に取り組み始めました。


posted by 熱血感動型 at 09:36| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメント2次試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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