2008年03月28日

決心

 「子供のやる気を引き出すために、お金や玩具を与えてはいけない。報酬が無くても知識を得る喜び、達成する喜びを自分で味わえるようにならなくてはいけない」

 ドラゴン桜第6巻57限目で桜木弁護士が、受験生の親に言った言葉です。

 私の勤務先の親会社は、診断士に合格するとお祝い金がでます。資格手当も付きます。これに対し私の勤務先は、何もありません。受験勉強をはじめようとした当初の私は一日の勤務時間も長く、月間の休みも微々たるものということもあって、勉強する暇がなく、ずいぶんと親会社の社員をねたみました。

 そこには「知識を得る喜び」、「達成する喜び」というものは全くなく、あるのは勤務先への不満と親会社へのねたみ、でした。自分の行動を変えないと、自分を取り巻く環境は変わらない、ということに気づいていませんでした。

 勤務先・親会社に恨み言を言っても現況は改善しません。当時の私が勉強時間を確保するには、膨大なサービス残業を減らすとともに、休日を確保する必要がありました。部下の育成と権限委譲に努めはじめたあたりで、主体性というものが何なのかが分かりはじめてきたと思います。

 主体性を発揮しようと取り組んでいるうちに効果が現われ始めました。部下に仕事を任せて早く帰宅できるようになりました。また、職場のの定着率も上がり、経験を積んだ部下が職場を切り盛りしてくれて、休日も人並みにとれるようになってきました。さらには、自分の影響力の及ばないところで、より理解のある上司が赴任したり、環境に恵まれた職場への異動があったり、と勝手に環境が変わっていった面もありました。

 もし、私の置かれている環境が、診断士の勉強に有利な職場であったなら、真の主体性を知ることはなかったのではないか?と思います。さらには、診断士試験に合格することも出来なかった気がします。

 自分自身で労働環境の整備を進めたおかげで、学習時間の確保ができるようになりました。主体性というものを知った上での受験勉強は、「知識を得る喜び」や「達成する喜び」を感じられるようになり、勉強の充実度が上がったと思います。

 度重なる不合格で悔しい思いをしたのは事実ですが、受験を諦めるという選択肢は私にはありませんでした。その理由の一つが、主体的に学習できたこと、ではないかと思っています。

 ドラゴン桜では二人の受験生が東大を目指しますが、片方の受験生が以下の台詞をはきます。

 「(うちの親は)バカでしょう?やっぱりバカはだめよ。幸せになれない。だから私は東大に入らなきゃ」

 彼女はずいぶんとネガティブな動機で受験勉強をはじめた訳ですが、私も似たり寄ったりです。自分が勤める会社から早く脱却したかったのが受験動機です。それは自身の人生の再構築を意味していました。ここにも受験を諦める選択肢がなかった理由が存在しています。

 この試験は諦めなければ必ず受かる試験です。私は昨年、二次試験が不合格だったら再度一次試験からのスタートでした。それでも、受かるまで勉強すると決心して受験に望んでいました。 



posted by 熱血感動型 at 14:43| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴン桜に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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