私はこれがよく分かりませんでした。そのような解答の具体的なイメージがわかないのです。そもそも、いまだによく分かっていない気がします。このブログの文章が客観的なのか?と問われると困ると思いますから(汗
ただ、客観的に自分を見ることは日々心がけていました。これはH18年の一次試験前にコーチからアドバイスを受けてから、二次試験に合格するH19年の本試験まで意識していました。これを意識していると、人と話していて、その人の話が主観的か客観的かが見えてきたりします。
客観的視点については、ドラゴン桜に非常に多く書かれています。
例えば、第8巻70限目。
「自分を見失わないためにどうするか。自分で自分を支えるために自分を客観的に観察するのだ」
また、第8巻83限目。
「大人になるってことは客観的に物事を見ることが出来るかどうかだ。親のことでグズグズ言っている自分を自分で見てアホに思えなきゃ子供だってことだ」
この二つ目の例えは分かりやすいと思います。
私はコーチに「3カメで自身を見て下さい」と言われていました。「客観的な視点で自身を見て下さい」ではなく、客観的な視点を具体的に教わったことが大きかったと思います。
そうそう、客観性の他に具体性も大事だと思います。これはTBCで叩き込まれました。「あなたの解答を経営者が読んで、明日から何をすればいいのかはっきりしますか?」と言われました。どうしても二次の問題は抽象的な解答で逃げたくなりますが、具体的に書くことは「親切」だと思うのです。
自分の解答が具体的かどうか、読む側の視点で見てみると色々見えてくるかもしれません。客観的な視点に繋がりますし。私は、事例演習・過去問の復習において、「TBCの講師だったらどんな添削コメントを書くか」を意識していました。
客観的な視点にしても、具体的な解答にしても、出来る出来ないではなく、意識するかしないかが勝負だと思います。意識し続けていると、出来る時期が必ず来ます。
私はその時期を迎えるまで6年かかりましたけど・・・いや、まだ怪しい(笑