2008年04月21日

実例

 「(本試験問題は)変に特色を出したり凝ったりしていては年ごとに極端なバラつきが出てしまい学校側も受験生も混乱する。それを防ぐには一般的でオーソドックスな問題にならざるを得ない。
 さらにマーク式だから問題作成者が工夫できる余地が少なくなるためパターン化せざるをえない。
 となると出題する側はどうするか。過去問を踏襲する。これが手っ取り早くて安全かつ確実。」

 ちょっと長い引用ですがドラゴン桜第12巻111限目で桜木弁護士が受験生へ向けた台詞です。

 これまで、私は何度もこのブログで過去問分析の重要性について述べてきました。
http://nekketukanndougata.seesaa.net/article/89552097.html
http://nekketukanndougata.seesaa.net/article/87523053.html
http://nekketukanndougata.seesaa.net/article/76386365.html
http://nekketukanndougata.seesaa.net/article/76194002.html

とはいうものの、かつての私のように、過去問分析の重要性に気づくことができない方向けへ実例を示してみたいと思います。

 その前に私の失敗を書いておきます。私は、H15年対策として、TAC池袋校の土曜クラスに通学しました。TACの看板講師、E先生が講座を担当していました。
 E先生は盛んに過去問を解くことの重要性を解いていました。しかし、私は過去問分析まで手を広げず、テキストの理解と暗記を繰り返した結果、不合格でした。
 過去問分析に手を広げなかった理由は、@過去問分析よりテキストを深堀したい、A過去問を解く意味がわからない(過去問と同じ問題が出題されるわけがない)、でした。

 過去問分析の重要性を理解していただくために一次試験、運営管理のJANコードを実例にあげます。

@H14年では、JANコードの規格(JIS)について聞いてきています。
AH15年では、JANコードのデータ構成を聞いてきています。またインストアマーキングも絡めた選択肢があります。
BH16年では、やはりJANコードのデータ構成、その他にH14で聞かれた、規格(この年はEANだった)チェックデジット、ソースマーキングについて聞いてきています。

H14〜H16までのを分析すると、JANの規格(JIS,EAN)とデータ構成、ソース/インストアマーキングを把握していれば対応が可能だったということが分かります。
さらに、テキストベースの標準/短縮タイプとJANの規格(UPC)がまだ出題されていないことが分かります。

CH17年の問題を見ると、JANコードの標準/短縮タイプについて問われています。
DH18は出題がありません。
EH19はH15、H16で問われたソース/インストアマーキングが問われています。

つまり、聞いてくるところはほぼ、決まっているということです。

 これをドラゴン桜では、「モグラ叩き」と言っています。出るところからしか出ない、という意味です。一次受験生の方におかれましては、そろそろアウトプットに移行するスケジュールを立てている方が多いと思います。是非、アウトプット教材に過去問も入れて、本試験では問題を叩いて欲しいと思います。

 ただし、H16年対策の私のように、漫然と解くのは意味がありません。あくまでも「自分が出題者だったら今年はどんな問題を作るかな?」と考え、出題傾向を把握するという目的意識を強く持って取り組んでいただきたいと思います。


posted by 熱血感動型 at 09:37| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラゴン桜に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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