2012年07月28日

報告

 昔、「愛と誠」という漫画が流行りました。
 単行本にもなり、早乙女愛と西城秀樹で映画化もされました。
 今年になって、武井咲と妻夫木聡で再度映画化されたそうです。

 この「愛と誠」の単行本で、
 「受けた恩は倍にして返す。そして受けた恨みは3倍にして返す」
 といった趣旨の台詞があります。

 特に「恩の倍返し」は重々意識しなければならないと思っています。

 なので、仕事をいただいた場合、
 その仕事を仲介・紹介していただいた方には、
 仕事を出して、恩を倍にして返したいとずっと考えていました。

 しかし、実際問題、私がその方に対して
 仲介・紹介できる仕事がそんなにあるかというと
 そんなこともないわけで。
 
 なので、いただいた仕事の質をきっちり担保することだったり、
 納期を必ず守るといったことだったり、進捗を逐一報告したり、
 仕事の完了時に改めてお礼を述べる、
 といったことでしか恩を返せていないのが実情です。

 ところが、先日多くの診断士に仕事を出している方から連絡がありまして、
 仕事を出したのに納期を守れなかったり、進捗の報告や
 極端な話、仕事を完了した際のお礼すらないという人が増えているのだそうです。

 仕事を出してもらって恩を受けたなら、
 仕事を出して恩返しをしたいとずっと思ってきていましたが、
 なかなかそれが叶わない。
 
 しかし、仕事を出して恩返しをされるよりも、
 それ以前のステップが実は重要な恩返しであるのだと思います。

 自分が仕事を出した時のことを考えてみると、
 その方が後日仕事を回してくれることなんて期待していないわけで、
 (いえ、回してくれたら嬉しいですよ)
 引き受けた仕事について、まめに報告をくれる人の方が
 恩を返してくれていると思うんですよね。
posted by 熱血感動型 at 10:48| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月15日

場所

 独立前の私は、日本全国を股に掛けることを夢見ていました。
 事実、独立前から請負った仕事には出張がありましたし、
 その仕事も独立すればもっと受けられる、との思惑がありました。

 独立診断士の方のブログを見ても、
 「今日は出張で○○(地名)に居ます」といった記事を見るたびに、
 カッコいいな、なんて思っていました。

 さて、現在独立して4年目の私ですが、
 これまで泊りがけで仕事をしに行ったところは、

 1年目:山形県(1泊2日)1回のみ
 2年目:愛知県(2泊3日)1回のみ
 3年目:青森県(2泊3日)1回のみ
 4年目:千葉県(1泊2日)1回のみ

 となります。
 「泊りがけで仕事をしに行った回数」イコール「出張回数」と捉えるなら
 独立診断士としては、この数値、かなり少ないのではないでしょうか。

 独立当初は、仕事が増えれば出張も増えると思っていましたが、
 その後、仕事が増えても出張は増えず、多少焦る気持ちもありました。

 しかし、自分の活動領域が定まってくるうちに、
 出張が少ないということは、自分の活動の特徴なのだろうと思うようになりました。

 「置かれた場所で咲きなさい」という本が売れているそうです。
 私も与えられたフィールドで咲いていきたいな、と思います。
posted by 熱血感動型 at 09:58| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月14日

立派

 「言葉は天を目指すが、心は地にとどまる、
 心のともなわぬ言葉がどうして天に届こうか」

 昨日の日経新聞で目にした文章です。
 なんでもハムレットの台詞なのだそう。

 人と話していて、その人らしくない台詞が発せられるとき、
 私たちは違和感を覚えるわけですが、
 この文章を目にして、ちょっと痛い経験が思い起こされました。

 ガソリンスタンドの店長時代、パナソニック創業者である
 松下幸之助氏の書物にハマった時期があります。
 幸之助氏の持論を知るにつれ、部下に対して色々と
 格好いいと思われる言葉を、さも自分の言葉のように伝えたことがあります。

 この時の部下の表情がなんとも言えず、シラケた表情だったんですよ。

 また、講師としてデビューして間もない頃、
 ある有名講師から借りてきた台詞を、
 講義の締めの言葉として用いたことがあります。
 
 この時も場がシラケかけてしまい、
 慌てて軌道修正した記憶があります。

 先日、私が担当した講座の受講生の方から、
 その方が別の講座を受講した時の感想を聞く機会がありました。
 
 曰く
 「受講中にですね、感じたんですけど、あの先生に
 何でそんなことを言われなきゃならないのかと思いましたよ。
 その人らしくないんですよ、言ってることが。」

 立派なことは良いことだと思います。
 ただし、目指すべきは、「立派な人」であり、
 「立派な言葉を発する人」ではないことに
 気づかなければなりません。
posted by 熱血感動型 at 15:46| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月09日

言葉

 以前、ある研修を受講した時に
 「言葉のバリ取り」というワークを行なったことがあります。

 言葉のバリの例を挙げると、
 「あの・・・例えばですね」の「あの」
 「えー・・・その点はですね」の「えー」
 「○○なんです。・・・で、私が感じたのは」の「で」
 といった伝えたい言葉にまとわりつく不要なものを指します。

 これら言葉のバリは取ろうと意識していないと本当について回ります。

 さて、昨日は「研修講師」をテーマとした研究会に参加してきましたが、
 その中で1時間の模擬講義を行ってきました。

 「創業・起業・独立」をテーマとした模擬講義を終え、
 参加者からフィードバックをもらった際に、
 言葉のバリが多いという意見をいただきました。

 自分でも最近、言葉のバリが多いかな?
 と思っていましたが、改めて指摘されると、
 バリ取りの意識が低かったかなと反省することしきりでした。

 その他にも、自分が気付いていない良い点も気付かせてもらいました。

 診断士は人前で話す機会が多いだけに、
 彼ら彼女らからのフィードバックはとてもありがたかったです。

 さらに参加者の方が講義動画を作ってくれたりなど、
 昨日も多くの方にお世話になりました。
posted by 熱血感動型 at 09:40| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月23日

意図

 話題作がテレビのロードショーで放映されても、
 途中で眠くなってしまい、就寝してしまう私ですが、
 珍しく昨夜の金曜ロードショーは、最初から最後まで観てしまいました。

 昨夜放映されたのは「八日目の蝉」

 不倫相手の男性とその奥さんに赤ちゃんが産まれた。
 その赤ん坊を誘拐した女性の逃亡生活。
 誘拐された赤ん坊が成長し、過去との折り合いをつけていく姿。
 これらがテーマとなった作品でした。

 原作は一度読んでいて、あらすじは把握していましたが、
 誘拐犯を演じた永作博美の演技がすごかった。

 誘拐した子供と引き離され、警察に連行されるとき、
 「その子はまだご飯を食べていません」と叫ぶ姿。
 その表情と声のトーン。そして「間」のとり方。グッと来ました。

 この「間」についてですが、
 私が講師の仕事をしだして間もない頃は、
 「間」をとることがなかなかできませんでした。

 私にとって、講師として「間」をとることの大きな意義は、
 ・受講生の方々へ講義内容の噛み砕きの時間を与えること
 ・次の展開に向けて受講生の方々のワクワク感を高めること
 なのですが、これがデビュー当初はなかなかできなかったんです。

 人前に立って話す経験が少ないものですから、緊張度が高くなります。
 そして、緊張が高まると無意識に早口になります。
 早口でまくし立てた結果、「間」が取れなくなります。

 なので経験が少ない、もしくは緊張してるな、と感じたら、
 意図的にゆっくり話してみることです。
 そしてどこかで黙る時間、つまり「間」をとることです。
 
 最初は「間」をとることに精一杯で、
 「間」の効果を感じるどころではないかもしれません。

 でも続けていくと「間」の効果を感じる時が来ます。
 さらに続けていくと「間」をちょっとだけ操ることができるようになってきます。

 意図を持って「間」をとっていきたいものです。くれぐれも間抜けにならないように。
posted by 熱血感動型 at 09:22| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月26日

苦言

 「熱血さんの魅力はトゲトゲしさではなかったのか」
 焼き鳥屋さんのカウンターで先輩診断士がボソリと言いました。

 それまで流暢(?)に語っていた私の言葉が止まりました。

 実は、納得のいくコンサルができなかった案件がありました。
 日々、クライアントには誤解を与えないよう、言葉を選んで話していたつもりでしたが、
 当該クライアントには私の伝えたいことを上手く伝えることができず、
 自分はまだまだだなぁと思っている、ということを先輩に伝えたときのことでした。

 そもそも私は、コンサルやセミナーの場では、
 誤解をした方よりも、誤解をさせた方が責任は重いと思っています。

 「そんなつもりではなかった」と後で言ったところで、
 「そんなつもり」で捉えられてしまった側にスキがあったということです。

 ところが、誤解を与えまいという意識が強くなりすぎてしまうと、
 玉虫色の物言いになってしまったり、
 相手の様子を伺いながらの発言になることが多いのです。

 抽象度を上げるとか、相手の状況を考えるという意識ではなく、
 自分を守ろうという意識が強くなるということです。

 その意識というのは、相手に簡単に見破られてしまいます。
 顧客目線に立っていないことが分かるから信頼が得られない。
 だからコンサルが上手くいかない。

 時と場合と場所にもよるのだろうけれど、
 それらを踏まえた上で、誤解を恐れずに、
 ズバリと切り込む潔さもナイスな診断士には
 必要なんだろうと思うのでした。

 「熱血さんの魅力はトゲトゲしさではなかったのか」
 貴重な苦言に感謝です。
posted by 熱血感動型 at 16:02| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

発想

 現在、都内某所で研修コンテンツを作成していますが、
 受講者に対して、どのようにして研修テーマを腹落ちさせるか、
 発想の重要性をヒシヒシと感じます。

 この発想に関して、馬上・枕上・厠上を総称した、
 三上(さんじょう)という言葉があるのだそうです。

 馬上は文字通り、馬の上。
 交通機関が馬しかなかった頃、
 乗り物に乗っている時のことを指しています。

 枕上は文字通り、枕の上。
 就寝時や起床時のことを指しています。

 厠上は文字通り、厠の上。便器の上にいる、
 つまりトイレに行っている時のことを指しています。

 これらの状態の時、人は思わぬ発想を得るのだそうです。
 いずれの状態も、ボーッとしていて、
 肩の力が抜けている状態であることが共通しています。

 とはいえ、なんとなく発想を欲しがっているのでは、
 どんな状態に身をおいてもそれが得られるべくもなく、
 何とか発想が欲しいと考え抜く中で、
 三上(さんじょう)の状態でそれが得られるのだと思います。

 寝食を忘れて考え抜いているか。
 有益な発想を得るためには、これが出発点だと思います。
posted by 熱血感動型 at 16:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月07日

過去

 すっかりブログの更新が滞ってしまっています。 
 毎日更新するつもりなのですが、先月の更新は3回のみ。

 こんなこと、以前にあったかな?と更新履歴を振り返ってみると、
 2006年〜2007年にかけて、現在と同じくらい更新頻度が落ちていました。

 この2006年は診断士1次試験に合格した年であり、
 翌2007年は診断士2次試験に合格した年でした。

 実は、診断士の資格をとろうかどうか迷っていた
 1999年に、私は産業カウンセラーの先生と出会いました。

 その方は何度かの面談を通じ、私が目をそらしていた過去に
 目をそらさずに向き合わせてくれました。

 これを行なっていなかったら、
 6年に及ぶ受験生活に私は耐えられなかった気がします。

 さて先日、移動中の電車内で本を読んでいました。

 ルーズヴェルト・ゲーム 

 この本の中に
 「前を向くためには過去と向き合わなきゃならない。
  それが辛い過去ならばなおさらだ。」 
 という言葉が出てきます。

 診断士の受験勉強を開始する前の私を思い出して、
 不覚にも瞳が潤んでしまいました。

 通路を挟んで向かい側に座っていた、
 中年女性の無遠慮な視線がちょっと痛かったけどw
posted by 熱血感動型 at 15:02| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月24日

記憶

 2月から始まった某公的機関の登壇。
 そこで講義を終えると駅前のファミレスでランチを摂ります。

 昨日もそのファミレスに昼食を摂りに行ったところ、
 ある店員さんが「いつもご来店ありがとうございます」
 と言ってくれました。

 ちゃんと覚えていてくれていたことが嬉しい。
 
 ふと、A社での企業研修時の出来事を思い出しました。

 以前A社に登壇した際、
 眠そうに受講されていた方が一人おられました。

 講義の休憩時間にその方とお話をしたのですが、
 ひどい花粉症だそうで、薬を服用しているせいで
 眠いと言っておられました。

 その眠気を吹き飛ばすだけの講義を提供できていないことに、
 いささか罪悪感を感じていた私ですが、
 先日、同じA社に登壇する機会がありました。

 受講生の中には、花粉症の彼もおりました。
 休憩時間に、彼に「花粉、大丈夫ですか?」
 と訊いてみました。

 すると「先生!僕のこと気にしてくれていたんですかっ」と
 とても嬉しそうな表情を見せてくれました。

 覚えていてくれるということの大事さを、
 ファミレスとA社で改めて思い知りました。

 これからも自分と接触した人のことを強く記憶に残して、
 プラスのストロークを与えていきます。
 そのためには人に興味を持つことなんでしょうね。
posted by 熱血感動型 at 12:43| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月03日

品質

 定期的に支援をしている埼玉県のA社のそばには
 大手チェーンのファミレスがあります。

 店内に入ると大体個室に通されるので、
 PCを持ち込めば落ち着いて仕事ができます。
 接客も好感が持てますし、スタンプカードで販促も行なっています。
 スタンプが満タンになると、商品券の抽選に応募ができます。
 
 先日も、そのファミレスに昼食を摂りに行きました。
 席に通され、オーダーをした後、
 持参のPCを取り出し、仕事をしていました。

 ひとしきり作業に没頭し、ふと時計を見ると、
 オーダーをしてから30分が経過していました。
 お店の方を呼び催促をすると、明らかにオーダーを忘れていた様子。
 日頃感じのいい接客だっただけに残念でした。

 それから数日後、やはりそのファミレスで昼食を摂り、
 会計時にスタンプカードに押印してもらったところ、
 ちょうどスタンプが満タンになりました。
 レジの方が、新たなスタンプカードを渡してくれないところを見ると、
 スタンプカードを使った販促はこれで終了だと解釈しました。

 ところが、日を改めて当店で食事を摂り、会計をする際に、
 「スタンプカードはお持ちじゃないですか?」と訊かれ、
 持ってないことを伝えると、新たなスタンプカードを渡されました。

 オーダーの件にせよ、スタンプカードの件にせよ、
 普段の接客がしっかりしているだけに、失望感が大きかったです。

 さて、定期的に支援をしている東京都のB社のそばには、
 個人経営と思われる食堂があります。

 店内はお世辞にもきれいとは言えません。
 店員さんは椅子に腰掛けて雑誌を読んでます。愛想もありません。

 ただし料理の味はいいし、ボリュームもあります。
 顧客を待たせることもないですし、店員さんの言動は、
 顧客を不愉快にさせるようなものではありません。

 何回行っても、店内はきれいとは言えず、
 店員さんは椅子に腰掛けて雑誌を読んでます。愛想もありません。

 しかし何回行っても、料理の味はいいし、ボリュームもある。
 オーダーすればすぐ出てくるし、不愉快な接客はしない。

 大手ファミレスは、提供するサービス品質に差がありました。
 これに対し、個人経営の食堂は、提供するサービス品質に差がありません。

 顧客に対して、高い品質のサービスを提供することは大事です。
 ただ、品質の差をなくすことはもっと大事なんじゃないかな、と思うのです。
posted by 熱血感動型 at 09:13| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

活用

 体格の良い女性3人組、お笑いユニットの「森三中」が
 昨夜のモノマネ番組に出ていました。

 見るともなく見ていると、
 アイドルユニット「perfume(パフューム)」のモノマネをしつつ、
 プリンや豆腐、うどんなど食べ物を吸い込んでいます。
 名づけて「vacuum(バキューム)」。

 女性はスリムな体型に憧れると言いますが、
 森三中は体格の良さをネタに笑いをとる。
 中小企業の戦略と似ています。

 先月、私と同じ個人事業主であるコンサルタントさんが
 経営革新計画の承認を取得したいということで、
 計画作成、申請のお手伝いをする機会がありました。

 そのコンサルタントさんは診断士ではありません。

 この「診断士ではない」ことを活かすことができないか。
 この観点から経営革新計画を作成し、承認取得ができました。

 普段、中小企業の方々とお話をしていると、
 どうしても自社の「弱み」ばかりに目が行きがちです。

 しかし、活かし方によっては、「弱み」が「強み」になるわけで、
 「強み」が何で、「弱み」が何でと分類するだけでなく、
 「活かし方」を共に考えることが、診断士として大事なんじゃないかな、と思いながら、
 涙目で食べ物を吸い込む「vacuum(バキューム)」を見ていた昨日の夜でした。
posted by 熱血感動型 at 08:14| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月20日

余裕

 一般的に、登壇経験の少ない講師は、
 受講生の前で余裕がなく、とにかく自分が何を言おうか、
 そればかり考えます。

 結果、講義は一方通行になり、講義の質が下がります。

 これが、ある程度場数をこなしてくると、
 個々の受講生の反応、教室全体の雰囲気を感じることが
 できるようになり、その場に応じて話題を提供できるようになります。
 それは行き当たりばったりに思いついた話題ではなく、
 それまでの登壇経験に基づき、その場にジャストミートする話題を
 チョイスできるようになります。

 結果、講義は双方向になり、講義の質が高まります。

 「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤氏は、
 「いい仕事をするには余裕が必要」と言っています。

 講師として仕事を継続的に行なっていくことを目指すなら、
 まずは場数をこなして余裕を持つ必要があります。

 経験上、このことは講師として成長する近道だと思っていますが、
 そのために経験の少ないうちは、とにかく登壇する機会を探し出す必要があります。

 とにかく安くてもボランティアでもいいから登壇することです。
 回数をこなしていくうちに、グッと実力が付いたと感じる瞬間が訪れます。

 診断士の受験勉強をやってもやっても実力の向上が感じられない。
 それでも勉強をする。継続する。
 すると、実力の向上を感じる時が訪れる話に似ています。

 そこまで継続するから合格という果実を得ることができるわけだし、
 講師として早期に高い評価をもらうことができるんじゃないか、と思います。

 という考えで、私は、原則どんな金額でも講師を引き受けています。
 貧乏症とも言うらしいけど。。。
posted by 熱血感動型 at 08:05| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月19日

距離

 私が中小企業診断士になったきっかけは、 
 かれこれ13年ほど前の、産業カウンセラーの方との出会いです。

 仕事に悩み、プライドが傷つき、本当に大変な時期だったのですが、
 この方に私のカウンセリングをしていただいたおかげで、
 私は過去との折り合いがつき、自分の未来を変えるために
 診断士を目指すことができました。

 そしてその選択は間違っていなかったと思います。

 仮にもし、誰にも相談せず自分一人で悩んでいたら
 診断士を目指していなかったかもしれません。

 西武ライオンズの黄金期に活躍した工藤公康氏は
 「能力は他人に引き出してもらわねばどうしようもない場合がある」
 と言っています。

 人に相談し、人から言われることで開花する能力もある、ということです。
 自分一人で考え、悩んでも、自分との距離が近すぎる自分が、
 自分自身の解決法を導き出すのは困難なのかもしれません。
 
 前述のカウンセラーの方がこんなことを言っていました。
 「カウンセラーは、自分の子供をカウンセリングすることはできません」

 あまりに心理的な距離が近すぎて、客観的な判断が難しいのだと思います。
 過去にあった、ある診断士受験予備校の倒産も、似た理由かもしれません。

 だからこそ、相談できるコンサルタント、カウンセラー、コーチなどが必要なのでしょう。
 相談に乗る側が、クライアントに肩入れしすぎると、近視眼的になっていまいます。
 自身の存在理由を忘れずに、適度な距離で接することが大事なのだと思います。
posted by 熱血感動型 at 05:59| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月18日

意識

 セミナーのオープニングトークは、
 多くの方がそうであるように、私も出来るだけ時事ネタを使うようにしています。
 それも新鮮な時事ネタ。というわけで、私は当日の朝刊からネタを拾います。

 すると、
 マーケティングセミナー当日の朝刊には、マーケティングの記事が載っているんです。 
 資金繰りセミナー当日の朝刊には、資金繰りの記事が載っているんです。
 最初はビックリしましたが、実はセミナー当日以外は、
 私がマーケティングの記事や、資金繰りの記事を見落としているだけだと思っています。

 マーケティングセミナー当日は、マーケティングの記事に強烈に意識が向いているから、
 それに関連する記事を見つけているし、
 資金繰りセミナー当日は、資金繰りの記事に強烈に意識が向いているから、
 それに関連する記事を見つけているに過ぎないと思っています。

 さて、昨日は某社の企業研修でした。
 マーケティングの中のポジショニングが主要テーマのひとつでした。

 朝、会場へ向かう電車の中で新聞を読んでいると、
 納豆にかける調味料のポジショニングマップがあったのには驚きました。
 「これ、今日のセミナーでそのまま使える。」

 新聞にあったのは、おおよそこんな内容です。
納豆にかける調味料.jpg
 納豆の食感、においの好みで軸をとると、
 それにマッチする調味料はこんな感じなのだそうです。
 
 ちなみに、昨日の朝刊に掲載されていたこのネタは、 
 意識が向いていなくても、目に入るものだと思います。
 マップそのものが掲載されていましたので。

 さて、これから朝食です。納豆に何をかけようかな。
posted by 熱血感動型 at 07:56| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

日々

 私は、3年前の3月15日に独立開業しました。
 今回、4年目に入ったことをFaceBookに書き込んだところ、
 「いいね!」を押してくださった方が50名以上にのぼり、ビックリしています。
 今回の「いいね!」の数は、私のFaceBookの中では新記録だと思います。
 ありがとうございました。

 さて、現在私の手元には、今年3月8日の日経夕刊があります。
 「人間発見」というコラムで、
 洋菓子メーカーエーデルワイスの会長、比屋根 毅氏の手記です。

 この方、もともと洋菓子職人として数々の受賞歴がありました。 
 機は熟したということで、独立をし自分の店を持ちます。
 それから2ヶ月、お店に訪れるお客様の数が少なく、とうとう廃業を決心します。

 そこでお店にあった原材料を全て使って洋菓子を作り、
 近所の会社や洋裁学校へ無料で配りました。

 「職人に戻ろう。」その夜すっきりした気分で布団に入りました。
 迎えた翌朝、お店のシャッターを叩く音がします。

 シャッターの向こうには多くのお客様がいました。

 昨日、無料でもらったシュークリームやショートケーキが 
 とても美味しく、買いに来ていたのです。

 エーデルワイスはそこから息を吹き返し、一躍繁盛店となりました。

 私は、これまで廃業を決心したことはありませんが、
 頭にちらついたことは何度もあります。
 エーデルワイスと同じで、特に初年度にそれが多かったと思います。

 初年度の危機を乗り越えて何とか4年目までたどり付きましたが、
 今後も安定して仕事が入ってくるかどうかは分からない話です。

 そんな中、同じ日経夕刊の同じコーナーに
 小林製薬会長の小林一雅氏がこんなことを書かれていました。
 以下引用です。

 「強い意志で行動を起こしたら何とかなるもんです。
  待っているだけではいい結果には結びつきません。」

 「行き詰った時に困難を乗り越える執念があるかどうか。
  執念の差なんです。」

 独立5年目を無事迎えることのできるように、
 比屋根氏のエピソード、小林氏の言葉を携えて、
 日々を大事にして4年目を過ごそうと思っています。
posted by 熱血感動型 at 15:31| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

準備

 「毎日ブログを更新している人が、しばらく更新しなくなると、 
 きっと稼いでいるんだなぁ、と思うわけですよ」
 以前、先輩診断士がつぶやいた台詞です。

 このブログも毎日更新できなくなって、
 結構な月日が経過していますが、
 稼いでいるかどうかはともかくとして、
 先月は独立して以来、活動量が一番多かった月でした。

 そんな先月から仕事を持ち越して迎えた今月ですが、
 ようやく仕事がひと山越えました。

 そんな中で気付いたことを書いてみます。

 @活動量が多くなると出費が増える

  活動量が多くなると時間の価値が上がります。
  ちょっとした空き時間がもったいなくなります。
  なので、空き時間に仕事をしようと喫茶店に入る回数が増えます。
  この喫茶代が結構かかる。ルノアール、マクドナルドの優良顧客になったと思います。

  それと交通費。交通費支給の仕事も結構あるのですが、
  一旦は建て替えるので、一時的に出費が増えます。

 A活動量が多くなると肩こりがひどくなる

  PCに向かう時間が長くなりますので、肩こりがひどくなります。
  ジョギングも出来なくなるので、全身の血流が悪くなります。
  走れるときに走っておかないと、という感じです。

 B活動量が多くなると早足になる

  ジョギングができないから早足にしているというわけではなく、
  やはり時間がもったいなくて早足になります。
  せかせかしていて貧乏くさいかもしれません。

 C活動量が多くなると睡眠時間が短くなる

  普段6時間睡眠の私ですが、
  切羽詰まってくると4時間半の睡眠で事足りるみたいです。
  体は疲れているのですが、勝手に目が覚めて、寝付けなくなります。
  「仕事をしろ」という体からのメッセージなんでしょう。

 こういう風に考えてみると、
 活動量が少ない時とは、ジタバタする時期なのではなく、
 活動量が多くなる時に備えて準備をしておく時期なんだろうな、と思うのです。

 それは、上記@〜Cを受けて、
 要らぬ出費を減らしておくとか、
 健康管理のために体を鍛えておくとか、
 逆に体を休めておくとかということだけではなく、
 人と会ったり、スキルを磨いたりなど、
 「活動量を多くするための活動時期」だと思うのです。

 まさに「花の咲かない寒い日は下へ下へと値を伸ばす」なんだと
 今更ながら気付いたりしています。
posted by 熱血感動型 at 12:56| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月21日

販促

 かれこれ独立して3年目が終わろうとしています。
 いろいろありましたが、何とか4年生に進級できそうです。

 さて、独立以降、パソコンが商売道具みたいになってしまいましたが、
 当初私が持ち歩いていたパソコンは、自宅で使っていたノートパソコンでした。
 下の写真は買って間もない頃のものです。 
 
  072.JPG
 デスクトップほどではないにしろ、体格が良く、
 体重が結構あったパソコンでしたので、持ち運びに苦労しました。

 そんな中、某通信会社と2年間の契約をすると、
 パソコン(ネットブック)が無料でもらえることを知り、
 早速契約して入手したのが下の写真です。
 
  090823_1144~01.jpg
 フライ級の体格で、バッテリーのもちも良く、とても重宝しました。
 しかし、2年間も使うと動作が緩慢になり、ストレスを感じるようになりました。

 そんな中、当該某通信会社と、さらに2年契約をするという前提があれば、
 パソコンが無料というキャンペーンを知り、1年前にノートパソコンを入手しました。
 体格に似合わず、体重はフライ級でした。

 長い前置きでしたが、このパソコンがぶっ壊れたんです。
 ワードで資料を作っていると突然ワードが閉じてしまったり、
 動作が緩慢であったりと、最近不機嫌だなとは思っていました。
 ところが、とうとう電源が入らなくなってしまいました。
 
 

 家電量販店に持ち込んだところ、
 診断結果は翌日以降でなければ分からない、それも店頭に来てほしいとのこと。
 治るのが翌日以降ではなく、診断結果が分かるのが翌日以降と聞いて、
 目の前が真っ暗になりました。仕事進まないじゃん。

 
 仕方ないので、持ち込んだパソコンはそのまま預けて、
 安いパソコンでも探そうかと店内を見て回っていると、
 某通信会社と、固定電話を光回線にする契約を結べば、
 店内の商品3万円分が手に入るというポスターを見つけました。

 詳しい内容を店員さんに訊くと、色々値引きをしてくれて、
 実質的に数千円でウルトラブックが入手できることになりました。
 手にしたウルトラブックの体重はモスキート級です。びっくり。

 しかしですね、修理に持ち込んだPCの診断結果をあえて翌日以降に設定し、
 キャンペーンに落とし込むという販促策にハマったのではないかと感じている私は、
 ひねくれ者なのかもしれません。
 
posted by 熱血感動型 at 18:48| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

夢中

 昨日の深夜、夢を見ました。

 私は先輩診断士Aさんと、どこかの部屋にいました。
 布団の上で雑談をしているので、どこかの旅館の一室なのかもしれません。

 Aさんとは一緒に出張に行った時や、
 お互いの都合があった時に酒を酌み交わす仲です。
 昨年末もかなり派手に飲みましたw

 しかし夢の中の2人はしらふの状態でした。
 
 Aさんが
 「いい酒が手に入って今日持って来てるんだ。一杯飲る?」と言いました。

 私は当然とばかりに
 「あ、いいですね。飲りましょうか」と答えました。

 Aさんは「じゃ、お酒取ってくるわ」と言い置いて部屋を出ていきました。

 その後、ずいぶん時間が経った気がします。
 しかし、待てど暮らせどAさんは帰ってこないのです。
 
 もしかしてAさんは
 「お前、酒なんか飲んでる場合じゃないよ。仕事しろ」
 というメッセージを伝えたくて戻ってこないのか?と思った瞬間、目が覚めました。

 時計を見るとまだ深夜帯でしたが、起きて仕事をすることにしました。
 始動時間が通常より3時間以上早かったわけですが、
 お陰様で昨日は、とっても仕事がはかどりました。

 夢の中で、お酒を取りに行ったまま、戻ってきてくれなかったAさんに感謝です。
posted by 熱血感動型 at 10:11| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月12日

上野

 私が初めて上京したのは、14歳、中学2年時の修学旅行でした。
 住んでいた青森に当時、新幹線は通っておらず、
 延々10数時間電車に揺られて、上野駅に着きました。

 次に上京したのは、17歳、高校2年の冬休みに、
 大好きだった太田裕美さんに会いに上京しました。
 この時も延々10数時間電車に揺られて、上野駅に着きました。

 3回目の上京は、学校を卒業し、働くために上野駅に降り立ちました。 

 多くの東北人がそうであるように、
 私にとっても「上野駅イコール東京」であり、
 特別な思い入れがあります。

 さて、昨日の午前中に某所でお客様と打合せを終え、
 午後の打ち合わせのために都心へ移動している最中、
 電車内でちょっと気分が悪くなりました。
 疲れのせいだと思うのですが、吐き気がするのです。

 午後のアポイントには時間に余裕があったので、
 上野駅で途中下車をし、喫茶店で休むことにしました。

 ゆったりするならルノアールだな、と思い、
 上野駅そばのルノアールに入り、オレンジジュースを飲みながら、
 しばし休憩をしていたところ、だいぶ具合も良くなってきたので、
 仕事にとりかかることにしました。

 すると「いらっしゃいませ」店員さんの声がしました。
 20代と思しきカップルが入店し、私のすぐそばの席に腰掛けました。
 
 聞くともなしに2人の会話が耳に入ってきます。
 イントネーションでピンときました。この2人、東北人だ。
 どうやら2人で上京してきて、アパート探しをしているみたいです。

 期待に胸膨らませて上京した当時の私を思い出し、
 やっぱり上野は北の玄関口なんだなぁとシミジミしてしまいました。

 あの2人も何年か経ったら上野駅に想いを寄せるようになるのだろうか。
 2人の東京での生活がハッピーなものであるようにと祈らずにはいられませんでした。
posted by 熱血感動型 at 13:52| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月06日

面談

 A氏は、経営革新計画の承認を得たいということで相談に来られました。
 しかし、A氏が考えておられる新規事業は、
 新規性が薄く、承認取得は困難な状況でした。

 面談を重ね、先方の強み・弱み、外部環境、ビジョン、
 ビジョン達成のための課題などのヒアリングを進めました。

 ところが、強みを機会に投入しビジョン達成に結びつく、
 そんな新規事業がなかなか出てきません。
 行き詰まった私は、何度か先輩診断士の方にも相談してみました。

 しかし、A氏との面談の中で「これがいいのでは?」
 というものが出ても、やっぱりどうもしっくりこないのです。
 じゃ、違うテーマで考えましょうということを繰り返していました。

 先日、5回目の面談をしたときのこと。
 前回、とりあえず新規事業のテーマは決めてはいました。

 「前回『これで行こう』と決めた新規事業のテーマを実施するには、
 ○○という障壁や△△という障壁があるからやはりできない」
 A氏のそんな話から面談が始まりました。
 
 めげずに話を聴いていきました。A氏もめげずに話をしてくれます。
 残り時間があと数十分となったときに
 ふと私の頭の中に質問が降りてきました。

 「もし、もしですよ、○○とか△△だけじゃなく、あらゆる障壁がなかったとします。
  Aさんは自分の思うように社内を動かすことができる状況になったとします。
  その場合、Aさんはどんな事業をやりますか?」

 A氏は考え込みました。沈黙が場を支配します。

 やがてA氏が口を開きました。
 「やはり、自分の強みである□□を新規事業として取り組みたいですね」

 その新規事業は、A氏個人の強みが活き、
 顧客からも支持が得られるものでした。
 そのA氏個人の強みをシステム化して全社で取り組んでいけば、
 A氏の会社は他社との差別化ができ、新規事業として成り立ちます。

 A氏の顔つきが変わりました。「よし、それでいきましょう!」

 面談を終えて帰る時のA氏が清々しい顔で
 「ずっと面談の中で行き詰まりを感じていましたが、
  今日の面談でとてもすっきりしました」 
 と言ってくれました。

 「もし、もしですよ・・・」といった質問でA氏の視点が変わりました。
 私に質問が降りてきてくれたのは、A氏が途中で諦めないで、
 面談を重ねてくれたからだと思います。

 相手にはまっている「たが」を外してあげて視点を変えること、
 そして諦めないことの重要性を実感した面談でした。 
 素晴らしい経営革新計画ができそうです。
posted by 熱血感動型 at 11:14| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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